主体性のススメ

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卒業式で見た主体的な息子を誇らしく思いました

      2016/03/24


おはようございます。主体性コーチのアイム”シュタイ”ンです。

先日、息子の卒業式がありました。娘の卒業式には出られませんでしたので、初めて子どもの卒業式に出席しました。ここまで無事に大きくなってくれてありがとう。

でも、今日のテーマは卒業式ではありません。息子の主体性についてです。

卒業式で卒業証書を校長先生からもらった後のことでした。体育館のステージから降りて、体育館の後ろで椅子にいる親御さんたちの前を通り過ぎた後、卒業証書を筒に入れてもらうという場面がありました。2人の若い先生がペアになってその作業を担当していました。一人の先生は、生徒から卒業証書を受け取り、くるくる巻きます。くるくる先生と呼びます。もう一人の先生は、くるくる先生からくるくるになった卒業証書を受け取り、筒に入れてポンとふたをします。ポン先生と呼びます。生徒一人に対して、2人の先生が横に並んで作業をして、終わったら生徒に卒業証書入りの筒を渡します。

くるくる先生は、ポン先生にくるくるを渡した後、ポン先生がふたをするのを待っています。そのうちに、卒業証書を持って待つ生徒の列が長くなってきました。その時の図はこんな感じです。

ポン先生←くるくる先生
        ↓   ↑
           生 徒  

           生 徒

     生 徒

くるくる先生の手があいているのがもったいないな、私はそう思いました。そんな時に、列に並んでいた息子がとった行動が、列を減らすことになります。息子は、ポン先生が作業をするのを待っている子ども右側に並び、くるくる先生に卒業証書を渡しました。図を書くとこんな感じです。

ポン先生←くるくる先生
        ↓     ↑
         生 徒 息 子

   生 徒
 
   生 徒
 

ポン先生の作業が終わるのを前の生徒が待っている間に、息子はくるくる先生にくるくるしてもらうことにしたのです。息子は隣の生徒がポン先生から筒をもらうと左に移動し、ポン先生が筒の中にくるくるを入れるのを待ちました。息子の後ろの生徒は、息子と同じようにくるくる先生の前に移動し、卒業証書をくるくる先生に渡しました。

先生2人が一緒に作業するようになった結果、待っている生徒の列が短くなりました。

主体性を発揮してチェンジメーカーになった息子

息子は、自分で状況を把握し、どうしたらよいかを主体的に考えて、行動しました。どうしてそうしたか、息子に尋ねたところ、そうすることで列が短くなると思ったから、と答えました。大げさですが、息子はチェンジメーカーになったのです。前の人に倣って、自分も同じことをするのは楽だったかもしれません。でも、息子は自分で考えて、よいと思う方法に主体的に挑戦しました。

大きく成長したね。小学校の卒業式で見た主体的な息子の姿を誇らしく思いました。

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