学校の枠超え手作りの「合同文化祭」 青森市の高校生が企画Web東奥 6月28日(日)13時48分配信
青森市内の高校生有志が7月4日、同市古川の多目的スペース「ブラックボックス」で合同文化イベントを開く。「バンド」「書道」「華道」「ダンス」各分野の約40人が集まり、ひと味違う「手作りの文化祭」を目指す。 発起人はバンド活動をしている村松星香（せいか）さん（青森西3）。ことし2月に、市内のライブハウスで「高校生のための音楽の祭典『ザッツイット』」を成功させ、「今度は音楽だけではなく、学校の枠も広げてやってみよう」と企画した。 市内の高校文化部のほか、「『校外活動をしているけど、なかなか活躍の場がない』『人前に出たいという気持ちはあるのに、これまで勇気が持てなかった』人たちにも声を掛けた」（村松さん）という。 「普通は大人が付いていないと契約しない」という「ブラックボックス」経営者の外崎成剛さん（52）は、「話がしっかりしているし、やる気を感じたので引き受けた」と理解を示した。 テーマは「確原色（かくげんしょく）」。「確かに生きる」「新しい、もう一つの色を作ろう」との思いを込めた。オープニングで唯一の書道担当・鬼柳瞳子さん（青森中央3）が書き上げ、舞台上に飾る。司会は、放送部に所属していないが「しゃべることが好きで、人の魅力を伝えるパーソナリティーのようなことがやってみたかった」という渡辺萌さん（青森2）が務める。 ダンスを披露する進藤大介君（青森西3）は「ストリートダンスは弘前の方が盛り上がっている。少しでも青森のストリートカルチャーを盛り上げたい」、華道の金澤美幸さん（青森2）は「流派にとらわれない、これが私の華道というものを見せたい」などと、自分たちの文化祭に懸ける熱い思いを語る。 イベントは入場料500円。正午開演。 東奥日報社
最終更新:6月28日(日)13時48分
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