共産、維新、社民、生活の野党4党の党首、幹事長らが23日夜、都内で会談し、来年4月の消費税率10%への引き上げを凍結する法案の提出を目指す方針で一致した。27日に、維新と「民進党」を結成する民主党にも賛同を働きかける。政権与党時代に消費増税を決めた民主党は、増税反対を主張しづらい事情があり、4党が連携して民主の背中を押す狙いがある。
4党の幹部は民主が慎重な次期衆院選の小選挙区における選挙協力についても速やかに具体化の協議に入るべきだとの認識を共有した。会談は維新の松野頼久代表の慰労を名目に、生活の小沢一郎共同代表が開催を呼びかけた。