ベルギー連続テロ 実行犯が追い詰められ犯行か
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ベルギーの国際空港と地下鉄で起きた連続テロ事件で、実行犯のベルギー人の兄弟のうち兄が、自身のパソコンで「いずれ捕まることになる」と書き残していたということで、捜査当局は、パリのテロ事件に関連した調べなどが進むなかで追い詰められ、犯行に及んだ可能性もあるとみて、捜査を進めています。
ブリュッセル近郊の国際空港と市内中心部の地下鉄の駅で22日、相次いで爆発が起き過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出しました。
一連の事件で、合わせて31人が死亡し、270人がけがをしたということで、日本人も30代の男性が大けがをして集中治療室で手当てを受けているほか、日野実さん(53)が地下鉄での爆発に巻き込まれてけがをしました。
ベルギーの捜査当局は空港の監視カメラに写っていた3人の男のうち、1人は、ベルギー人のイブラヒム・バクラウィ容疑者(29)で、空港で自爆したほか、弟のハリド・バクラウィ容疑者が(27)地下鉄で自爆したことを明らかにしました。
イブラヒム・バクラウィ容疑者のものとみられるパソコンが路上のゴミ箱で見つかり、この中では「あちこちから追いかけられ、このままではいずれ捕まることになる」と書き残されていたということです。
弟のハリド・バクラウィ容疑者は、パリのテロ事件の容疑者らが犯行の準備に使った可能性のあるベルギー南部の家を借りていた疑いがあるとみてインターポール=国際刑事警察機構が国際手配していました。
捜査当局は、パリのテロ事件の捜査の範囲が広がるなかでイブラヒム・バクラウィ容疑者が自身にも捜査の手が及ぶのではと追い詰められ、犯行に及んだ可能性もあるとみて、調べを進めています。
一連の事件で、合わせて31人が死亡し、270人がけがをしたということで、日本人も30代の男性が大けがをして集中治療室で手当てを受けているほか、日野実さん(53)が地下鉄での爆発に巻き込まれてけがをしました。
ベルギーの捜査当局は空港の監視カメラに写っていた3人の男のうち、1人は、ベルギー人のイブラヒム・バクラウィ容疑者(29)で、空港で自爆したほか、弟のハリド・バクラウィ容疑者が(27)地下鉄で自爆したことを明らかにしました。
イブラヒム・バクラウィ容疑者のものとみられるパソコンが路上のゴミ箱で見つかり、この中では「あちこちから追いかけられ、このままではいずれ捕まることになる」と書き残されていたということです。
弟のハリド・バクラウィ容疑者は、パリのテロ事件の容疑者らが犯行の準備に使った可能性のあるベルギー南部の家を借りていた疑いがあるとみてインターポール=国際刑事警察機構が国際手配していました。
捜査当局は、パリのテロ事件の捜査の範囲が広がるなかでイブラヒム・バクラウィ容疑者が自身にも捜査の手が及ぶのではと追い詰められ、犯行に及んだ可能性もあるとみて、調べを進めています。