韓日日本軍慰安婦合意無効大邱行動は21日、与党セヌリ党と野党「共に民主党」の大邱支部前で会見を開き「朴槿恵(パク・クンヘ)政権が韓日外相会談で表明した日本軍慰安婦問題に関する合意は、25年にわたり被害者と市民団体が積み上げてきた結果を徹底して無視したものだ」として激しく批判した。
会見には緑色党大邱支部、大邱YMCA、大邱慶北女性団体連合、大邱慶北進歩連帯などの会員30人以上が出席した。
出席者らは会見で「日本政府は慰安婦問題について国として、また法的に謝罪し、補償を行うべきで、最終的な解決は被害者が望む形式と内容にすべきだ」と訴えた。
さらに「昨年12月28日に韓国政府と日本政府が慰安婦問題で合意した内容は不当なものだ」「被害者を排除した形で合意すべきではない」などとも主張した。
大邱市民団体連帯会のパク・ホシク共同代表は「親日の根は今なお残っている」とした上で「昨年、日本政府と行った合意には『最終的かつ不可逆的』という言葉が添えられており、これは今後の解決可能性までも完全に遮断している」と批判した。