中国で死亡事故起こした北朝鮮外交官 被害者に多額の賠償

【瀋陽聯合ニュース】中国駐在の北朝鮮領事が飲酒運転で事故を起こし、中国人3人が死亡した事件で、領事が被害者側に1人当たり50万人民元(約860万円)、計150万人民元の賠償金を支払ったことが22日、分かった。中国遼寧省・丹東の消息筋が伝えた。

 この領事は先月7日、北朝鮮による事実上の長距離弾道ミサイル発射の成功を祝う丹東での会合で酒を飲み、泥酔状態で運転して事故を起こした。

 消息筋が現地公安(警察)から聞いたところによると、領事は賠償金を工面できずにいたが、本国から送金を受けて支払ったという。消息筋は、この死亡事故に地元住民が非常に憤ったため、北朝鮮当局が幕引きを急いで送金したようだとの見方を示している。

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