本日2016年3月24日のGoogleのトップロゴはホーリー祭にちなんだものになっています。
ホーリー祭
ホーリー祭とはインドやネパールなどで盛んなヒンドゥー教の祭りで、火を上げたり、様々なゲームがとり行われたりと、地域によって様々な慣習がありますが、なかでもとくにカラフルな色粉を掛け合う事で有名です。
もともとは豊作祈願のお祭りだったそうですが、現在ではカラフルな粉を掛け合うことで春の訪れを祝っているということです。
世界各地のホーリーイベント
現在ではインドだけではなく世界中で人気の祭りとなっていて、世界各地でカラーパウダーを使ったホーリー祭イベントがもよされています。
カラーパウダーを浴びながらマラソンをするカラーランが世界中で人気となり、日本でも開催されていますが、これももともとはホーリー祭に由来しているそうです。
これはブラジルのリオデジャネイロで開催される世界でも最大規模のホーリーイベントの一つ。すごい迫力です。
日本のホーリーイベント
特に日本でも日本最大のホーリーイベントが4月に横浜の赤レンガ倉庫で行われるそうです。
http://www.holifestivaljapan.com/
興味のある方は参加してみてもいいかもしれません。
インドのホーリー祭
ホーリー祭は発祥地のインドで特に盛んにおこなわれていて、この時期には町中が祭り一色になるとのことで、この時期にインドへ行く旅行者も少なくありません。
インドでは祭りの日が近づくにつれて、街には色粉を売る人や水鉄砲などを売る露店が出るようになり、数週間前から徐々に祭りの雰囲気が現れ始めるといいます。
前日にはプレホーリー祭と言ってたき火をたいたり、様々なゲームなどがもよおされ、一気に祭りムードが高まっていきます。
ホーリー祭は多くの企業や商店が休みとなり、バスやトラックの運転手もホーリー祭に参加しているので、当日の道路は閑散としているといいます。
当日は朝からいたるところで色粉や色水を入れた水風船や水鉄砲、バケツ等をもった人が出始めます。
昼食頃の午後14時頃までが1番盛り上がるそうで、この時間帯に外にいると、否が応でも色粉をかけられることになります。街の人々はみんな「ハッピー・ホーリー」という掛け声をかけて、カラーパウダーをかけてきます。
歩いている人からだけでなく、走行中の車やバイク、通りのビル屋上等あらゆるところから色水が飛んできて、町中が祭りでカラフルに染まります。
夕方ごろには、カラフルになった人々は全身を洗い流して、家に帰りゆっくりと過ごすのだそうです。