「死にたい」
このキーワードは1ヶ月に165,000回も検索され、
5月病の影響か、5月に一番多くなっている。
あと1ヶ月程で精神が錯乱する方が激増すると予測される。
政府統計では1年で3万人の方が自殺で亡くなると発表しており、
統計でカウントできなかった自殺者を合わせると、数倍にもなるという説もある。
「自殺大国日本」
この異常性に目をつむるわけにはいかない。
今、絶望的な辛さを感じている方に一番伝えたいこと
「あなたは、大丈夫だ。」
例え、人間関係に躓いたり、就職で失敗したり、
会社を解雇されたり、会社が倒産したり、
いじめにあったり、親との関係に問題があったり、
恋人とひどい別れ方をしたり、
「自分の存在の根拠」を自分の中に見いだせず、
「もう誰からも必要とされていない」と考え、
脳内に嵐のように吹き荒れる「自己否定」の言葉。
絶望的な朝を迎え、ベッドから起き上がることさえできず、ただ天井を見つめる。
自律神経は弱りきり、何も口にできず、ただ涙があふれる。
しかし、そんな状況であったとしても、僕は言える。
「あなたは大丈夫だ。」
「愛の欠如」が原因となって、起きてしまったあなたの「病」。
セロトニンの放出に異常が出ているあなたの脳は、色んな思い込みであなたを歪める。
「もう二度と、あの楽しかった日々には戻れない。」
一時的に萎縮した脳は、究極の 「良いか、ダメか」の二元論思考に陥っており、
これまで歩んできたあなたの素晴らしい人生を、一つ一つ完膚なきまでに否定していく。
しかし、それでもいい。
いまは、ただ「あるがまま」の自分をを受け入れてほしい。
僕がそれを許そう。
万物は流転する。
全ての物事は刹那的に姿を変え、流れていく。
あなたが、今どんな状態にあっても、
例え世界で一番不幸者だと感じようとも。
例え誰も自分を分かってくれないと嘆いていても、
ただ、あるがままの感情に身を任せ、
ただ、あるがままを生きればいい。
流れに身を任せておけば、そのうち物事の波が上に向く。
何をしたわけでもないのに、自然と気分が晴れていく。
自己否定の感情が少しづつマシになっていく。
「今日は家から一歩出てみようかな」
「今日は会社に行けるかな」
そう思えるようになる。
そこまでいけば、もうこっちのものだ。
あとは、一山越えた異次元のあなたの幸せに向かって歩めばいい。
そして、次はあなたと同じ状況の人に愛を与えればよい。
辛さに耳を傾け、認めてあげればよい。
「死」を意識した者が「生」を肯定する。
それが、愛の病を経験したあなたの使命なのだから。
最後に、あなたに読んで欲しい歌詞がある。
中島みゆき 「時代」
今はこんなに悲しくて 涙も枯れ果てて
もう二度と笑顔にはなれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ時代はまわる
喜び悲しみ繰り返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わってめぐり逢うよ
旅を続ける人々は
いつか故郷に出逢う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアをでる
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人達も
生まれ変わって歩きだすよ
めぐるめぐるよ時代はめぐる
別れと出会いをくり返し今日は倒れた旅人達も
生まれ変わって歩きだすよ
今日は倒れた旅人達も
生まれ変わって歩きだすよ
「あなたは、大丈夫だ」
同じ病を経験した僕が、使命としてここに記す。