オバマ氏、習氏と会談へ…「南シナ海」自制要求

読売新聞 / 2016年3月21日 9時3分

 【ワシントン=大木聖馬】米ワシントンで今月31日から開かれる核安全サミットに合わせ、オバマ米大統領はサミットに出席する中国の 習近平 シージンピン 国家主席と個別に首脳会談を行うことがわかった。

 米中関係筋が明らかにした。オバマ政権は中国が南シナ海の人工島で加速させている軍事化に強い懸念を抱いており、習氏に対し、中国側の真意を問いただし、一方的な活動を自制するよう求める方針だ。

 米中首脳が個別に直接会談するのは、昨年9月の習氏のワシントン訪問以来。核安全サミットには安倍首相や韓国の 朴槿恵 パククネ 大統領ら各国首脳が参加し、オバマ氏は議長として過密な日程が予想されるが、2か国会談の対象を絞りこみ、習氏との会談を最優先にすることを決めた。

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