田母神氏、政治資金私的流用疑惑で潔白を主張
2016年3月23日15時8分 スポーツ報知
政治資金の一部を私的に流用していた疑いがあるとして、業務上横領容疑で東京地検特捜部の捜査を受けている元航空幕僚長で2014年2月の東京都知事選に出馬し落選した田母神俊雄氏(67)が23日、都内で会見し、身の潔白を主張した。
田母神氏によると、都知事選後から14年末までの間に代表を務める資金管理団体「田母神としおの会」で支援者から集めた政治資金を、会計責任者から月に2度、数十万円ずつ合計約1400万円受け取った。そのうち約1100万円を使い、一部は私的な使用の可能性もあったが、会計責任者から「領収書を年末にまとめて確認、精算した時に政治資金に認められるかどうかを判断する」と言われ、領収書をすべて手渡していたという。
その後、会計責任者から「120万円分は認められない」と言われたため、田母神氏はその金額を返したが、実際には450万円が政治資金として認められていなかったことが、事情聴取を受けている中で分かったという。「私としては、会計責任者を信じていた。『450万円は認められない』と言われれば払ったし、それだけの支払い能力もあった」とし、「横領したと言われるのは心外。私は、すべての領収書を渡していただけで、私的なものを政治資金で払おうとしていたわけではない」と強調した。
現在も捜査は続いており「講演がキャンセルされたり、本の出版も延期された。ツイッターのフォロワーも3000人減りました。汚名を着せられて、色々な社会活動ができない」と田母神氏。「国民の皆さんは『田母神は悪いことをした』と見ていると思うが、それは私にとって耐えられないことなんです」と声を大にしていた。