News UP 広がるか世界の「うどん」人気
海外で人気の日本食の定番といえば以前からすしや天ぷら、ここ数年はラーメンと言われてきましたが、最近は「うどん」が加わりそうです。
ソーシャルメディアには、海外のうどん店に長い行列が出来ている画像が投稿され、日本のうどん教室には観光客が大挙して訪れています。海外から見た「うどん人気」を調べました。
ソーシャルメディアには、海外のうどん店に長い行列が出来ている画像が投稿され、日本のうどん教室には観光客が大挙して訪れています。海外から見た「うどん人気」を調べました。
自分で打ったうどんを食べることができる香川県の体験施設「中野うどん学校」には、ここ数年海外からの観光客が急増しています。5年前は海外からの団体は月に1、2団体程度でしたが、最近はほぼ毎日団体が貸切バスで訪れ、先月(2月)などは多い日は一日200人以上でにぎわったということです。
訪れる人の多くは台湾、韓国、香港からの観光客で、この施設によると「東京、大阪などの大都市以外の日本文化を楽しみたい」というニーズに加えて、特に和食ならではの「だし」の風味への関心が高まっているということです。訪れた人の中には、「もちもちした麺を自分で作ることができることに感動した」と話す人もいたとか。
訪れる人の多くは台湾、韓国、香港からの観光客で、この施設によると「東京、大阪などの大都市以外の日本文化を楽しみたい」というニーズに加えて、特に和食ならではの「だし」の風味への関心が高まっているということです。訪れた人の中には、「もちもちした麺を自分で作ることができることに感動した」と話す人もいたとか。
外国人に「うどん教室」が大人気
自分で打ったうどんを食べることができる香川県の体験施設「中野うどん学校」には、ここ数年海外からの観光客が急増しています。5年前は海外からの団体は月に1、2団体程度でしたが、最近はほぼ毎日団体が貸切バスで訪れ、先月(2月)などは多い日は一日200人以上でにぎわったということです。
訪れる人の多くは台湾、韓国、香港からの観光客で、この施設によると「東京、大阪などの大都市以外の日本文化を楽しみたい」というニーズに加えて、特に和食ならではの「だし」の風味への関心が高まっているということです。訪れた人の中には、「もちもちした麺を自分で作ることができることに感動した」と話す人もいたとか。
訪れる人の多くは台湾、韓国、香港からの観光客で、この施設によると「東京、大阪などの大都市以外の日本文化を楽しみたい」というニーズに加えて、特に和食ならではの「だし」の風味への関心が高まっているということです。訪れた人の中には、「もちもちした麺を自分で作ることができることに感動した」と話す人もいたとか。
ここにも“Udon”が
インターネットの地図サービスで「udon」という単語で検索すると、世界各地に「うどん店」が見つかりました。アジアだけでなくヨーロッパ、そして中南米にも。例えばペルーの観光地、クスコには「BOJOSAN(慕情さん)」という名前のうどん店があるようです。
アジアで目立つのは、日本でもよく見かけるチェーン店です。セルフうどんで知られる「丸亀製麺」を経営する会社では、5年前、ハワイへの出店をきっかけに海外展開を進め、現在の出店数は12か国、135店舗に上るということです。
この記事の冒頭に掲載した写真は、2月に撮影された、ベトナム・ホーチミン市内にある店舗の様子です。店の外にまで長い行列ができていました。担当者によると、アジアで人気の理由はやはり「安さ」と「気軽さ」で、「すしや天ぷらなどの高級イメージの和食よりも庶民的な値段で和食を味わえるからでは」ということでした。
アジアで目立つのは、日本でもよく見かけるチェーン店です。セルフうどんで知られる「丸亀製麺」を経営する会社では、5年前、ハワイへの出店をきっかけに海外展開を進め、現在の出店数は12か国、135店舗に上るということです。
この記事の冒頭に掲載した写真は、2月に撮影された、ベトナム・ホーチミン市内にある店舗の様子です。店の外にまで長い行列ができていました。担当者によると、アジアで人気の理由はやはり「安さ」と「気軽さ」で、「すしや天ぷらなどの高級イメージの和食よりも庶民的な値段で和食を味わえるからでは」ということでした。
土地に合わせた「オリジナルうどん」展開も
この会社では、小麦粉などほとんどの原料を現地のものを使ってコストを抑えながら、その土地の好みに合わせて、例えば豚骨ラーメンが人気の台湾では豚骨スープを、インドネシアやマレーシアでは鶏ガラスープのうどんを出すなどしています。
また、うどんの味に欠かせないしょうゆは発酵食品でアルコールが含まれるため、実はイスラム教徒が多いインドネシアなどでは、戒律で認められていませんでしたが、近年は「認証」を受けたしょうゆも登場し、日本と同じメニューを出せるようになったということです。会社では、今後は中東地域への進出も視野に入れているということです。
ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、和食への注目が世界的に高まるなか、2016年は「うどん」が新たな日本食として人気を広げる年になるかもしれません。
また、うどんの味に欠かせないしょうゆは発酵食品でアルコールが含まれるため、実はイスラム教徒が多いインドネシアなどでは、戒律で認められていませんでしたが、近年は「認証」を受けたしょうゆも登場し、日本と同じメニューを出せるようになったということです。会社では、今後は中東地域への進出も視野に入れているということです。
ユネスコの無形文化遺産に登録されるなど、和食への注目が世界的に高まるなか、2016年は「うどん」が新たな日本食として人気を広げる年になるかもしれません。