UstreamCheckerは今年で7周年を迎えた。
インターネットのコンテンツとしては長寿である。

始まりのときは配信者も視聴者も独りで集まってきていたが、
年数を重ねていくうちに配信者たちはそれぞれの”仲良しグループ”を形成していった。
そのきっかけはSkype凸であったり、企画の参加での集まり、獄卒chのような共有ch、Steamを利用してなどの交流が増えていった。

人と人が群れるのは自然なことである。
悪いことではない。

『配信の在り方。』
今回の話にはこれが重要になってくる。

まず、配信には枠が無い。
視聴者をどう扱おうが、配信者自身が楽しいだけでもいいのだ。
（※仮にそれでは視聴者数が増えない要素になろうと、そもそも視聴者数を稼ぐことを目的にしていない場合もある。）

気楽に自由に勝手にどうぞ。それがストリーミングサービスを行っているサイトの運営の方針だ。
配信というものは与えられているコンテンツのようで実のところ無鉄砲にやっていると身を滅ぼすこともある。

しかし、UstreamCheckerは閉じたコンテンツになっている。
だから自由に出来ないということは無いが、UstreamCheckerの視聴者はUstreamCheckerの要素を求めているのだ。
きっと、ゲームを垂れ流しているだけの配信があれば視聴者は物足りなさをもつであろう。

UstreamCheckerは”企画配信”というものがある。
配信者が予め色々と準備をし行うので、通常配信とは一風変わった”祭り”のような楽しさがある。
多くの”企画配信”は規模は異なれど複数人の配信者を募り一つの配信にあつまるのだ。
これを楽しみにしているUstreamCheckerの視聴者も多いことだろう。


UstreamCheckerのSkype凸では配信者が気軽に凸に参加するなどはあまりなかったのだ。
しかし現在では、Skype凸を行うと凸に来たのが視聴者よりも配信者のほうが多いということが当たり前だのクラッカーという現状もある。

いつからか、UstreamCheckerは配信者同士の馴れ合いが増えていったのだ。
変化していくと前のほうが良かったという意見が出てくるのも世の常だ、
そしてUstreamCheckerの多くの利用者は１年前から見始めたという新参者は少ない閉じたサイトなので
変化に否定的なチャットが多いとみれる。

そのような変化の流れも在ってか、
最近のUstreamCheckerでは仲の良い配信者が複数人で企画の体をなしていない、

・『ただマルチゲームをしている様を垂れ流し』
・『複数人で雑談をしているだけ』
・『TRPGをしているだけ』

のような配信を自分のお気に入りだった配信者がしていたことを見たことはないだろうか。
これらの配信は高い確率で、配信者同士で楽しそうに会話をしているだけで、
通常の単独配信よりもチャットを蔑ろにしている節がある。
しかし、悪くはないのだ。
むしろそれを楽しみにしている層もいることだろう。


企画の体とは何なのか。
それ自体も決まり事はないが、今回の記事で何を伝えたいのかは一つである。

『我々はチャットに反応してもらいたいのだ』