先月末に北海道でスキーをしてきたときのことです。
こちらの記事でも書きましたが夫婦共に兆久々のスキー。当然(?)私は昔使っていたスキーウェアなんて処分してしまってます(10年位前までは残してましたが)。
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レンタルするという方法もありましたが、今回は登山に使ってるウェアをそのまま使うことにしました。我々は冬山登山をする訳ではありませんが、残雪期のスノーハイクの装備程度は一式揃っているので、一応雪山対応のウェアがあります。
スキーウェアは今も綿入り撥水ジャケットが主流?
私がスキーをしていた頃は基本的にゲレンデスキー用のスキーウェアといえば、防寒用の中綿入りで表面が撥水加工されたものが主流でした。
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まあ、雨の中でまで滑るというシチュエーションは、レジャースキーではあまりありませんしね。
登山はハードシェル+レイヤリングで防寒が基本
登山のウェアだと基本的には一番外側に着るアウターはハードシェルと呼ばれる透湿性(ゴアテックスなど)のある防水素材のものを使います。中綿の入ってないペラペラなもので「丈夫な雨合羽」みたいな感じのものです(残雪期ならレインウェアをハードシェル変わりに使う人も多いです)。その他にソフトシェルという透湿性に優れた行動用のシェルもあるのですが、ややこしいので割愛します。
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当然、ハードシェルは防風性はあっても防寒性能は殆どないので、重ね着で防寒をすることになります。行動中にかいた汗を素早く放出させつつ、いかに防寒を共存させるか?というのが登山におけるレイヤリング(重ね着)の重要さなのですが、ここも適当に流します。気になる方はググれば詳しいサイトが沢山あると思います。
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登山の際は基本かなり汗をかくので、行動中は発汗による水蒸気の放出を第一に考えますし、休憩中などは一気に体温が下がるので、ダウンやフリースなどで調整します。
一方、スキーですが私のような素人のゲレンデスキーではあまり汗もかきませんし、リフト移動時なども考えると、明らかに登山よりも「防寒」に力を入れた方が良さそうなのですね。
アウター&ミドルレイヤーはこんな感じで滑りました
まずは一番上のハードシェル。上はColombiaの「ポートノイパイクジャケット」というこのメーカーにしては少々気合いの入った仕様のアウター。下はモンベルの「マルチトラウザーズ」というやはり防水透湿のパンツ。どちらもレインウェア並の防水性能があるので、雪程度ではびくともしません。
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防寒の中綿というか、中間着のミドルレイヤーはフリースと下はダウンパンツ。
念のため薄手のダウンジャケットも用意していましたが、標高の高い所では気温かなり低かったこともあり、午後はフリースの上に重ね着することになりました。
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ベースレイヤーはジオライン+メリノウール
ベースレイヤーになる肌着は、お馴染みモンベルのハイテク素材「ジオライン」。上はライトウェイト、タイツはミドルウェイトです。トレッキングのときはファイントラックのスキンメッシュをドライレイヤーとして着ることが多いのですが、スキーでは必要ないと思ったので、最近あまり出番のなかったジオラインにしました。
その上にメリノウールの長袖シャツ。これは直接肌着として着てもいいぐらいなのですが、なんとなく肌触りを考慮して下にジオラインを着ました。
靴下ぐらいスキー用買えよとか思いましたが、面倒くさいのでこちらも登山用メリノウールの厚手のもので。
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あと、写真を撮り忘れましたが、グローブはノースフェイスのスマホ対応のウインドストッパーにモンベルのオーバーグローブを重ねて使いました。
THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス) イーチップグローブ(ユニセックス) NN61434 ブラック(K) S
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バックカントリースキーに近い装備なのかも?
だいたい以上のような格好で、氷点下(−12℃と表示されてたけど本当かな?)の気温でも特に寒いと感じることはありませんでした。山歩きだとすぐ熱くなって、メリノウールの上にハードシェルを羽織ってベンチレーター全開ということも多いですが、スキーだと基本的に全て着っぱなしでOKですね。
奥さんもメーカーは違えど同じような感じの装備を持っているので、やはり登山ファッションで滑ってましたが、全く問題なかったようです。というか周りを見ているとスキーウェア/スノボーウェア以外に、ハードシェルで滑ってる人もたまに目にします。防寒対策さえきちんとすれば、防水や透湿などの機能はむしろ優れていますし、アウトドアメーカーのサイトなどを見てると、ウインタースポーツ用途全般を対象にしているものが多いですしね。
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バックカントリーや山スキーは、ゲレンデスキーよりはむしろ冬山登山に近いレジャーですし、道具についても特別な垣根はないのでしょう。
私のハードシェル内側もこんな感じで簡単ですが、雪除けのパウダーガードなども付いてたりしますし。
荷物は携帯ザックに詰めて胸元には防水カメラ
防寒用のダウンだとか財布などの荷物ですが、スイス旅行でのトレッキング用に買った携帯用のリュックを使いました。登山のアタックザックにも使えるやつですね。
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後付けしたチェストベルトにオリンパスの防水カメラTG-4をぶら下げます。ややブラブラしますが、細かくターンする訳でもありませんし、思い立ったらすぐに写真が撮れるので結構快適でした。グローブを付けた状態でも電源オンオフができますし、シャッターも大きくて切りやすいです。
氷点下でも夕方まで電池交換せずに使えましたし、肝心の写りの方もそれなりに満足行くものでした。
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