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ニンジャスレイヤー公式ファンサイト:ネオサイタマ電脳IRC空間

近未来都市ネオサイタマを舞台としたサイバーパンク・ニンジャアクション小説「ニンジャスレイヤー」の日本語版公式ファンサイト。翻訳チームが運営しています。

不定期連載企画:RPGツクールMVで「ゼロ・トレラント・サンスイ」を作ろう!(02):コラボキャラの導入、会話イベントの設置

音楽/映画/ゲーム ツクール メディアミックス タノシイ

 

このエントリは、私ザ・ヴァーティゴが、RPGツクールMVを使って、実際にニンジャスレイヤーの原作エピソードである「ゼロ・トレラント・サンスイ」を完成させるまでの苦難の記録……の不定期連載第2回である。完成には期間を要するだろうが、とにかく何らか形にして、配布を行うところまでは持って行こうと考えている。

RPGツクールMVのアドバンスドな知識を身につける役には立たないエントリである。しかし、何も知らない状態からの制作記録をこうしてブログ上にアーカイブしていくことにより、もしかすると誰かの役には立てるかもしれない。

私と同じようにRPGを作ろうとしてスタート地点を決める方法がわからず立ち往生するニンジャ等が、道標のように参照することがあるかもしれない……そう考えて、アーカイブ化を決意した次第である。

 

 

自己紹介記事:

ninjaheads.hatenablog.jp

 

 前回のエントリはこちらから。

ninjaheads.hatenablog.jp

 

コラボキャラを導入しよう

 

「RPGツクールMV」にはニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンのキャラを登場させることができる。リリース直後はまだだったが、既にダウンロードして使う事ができるようになっている。

これでバージョンアップが行われた。ただし、このバージョンにコラボキャラのデータが含まれているわけではない。コラボキャラのデータは、ここから別途ダウンロードして来る必要がある。

そして、ダウンロードしたファイルを、RPGツクールのフォルダに移す必要がある。これはスマートな方法があるかどうかわからなかったので、私はエクスプローラーを使って同名のフォルダにブチ込んだ。

果たしてこのやり方で合っているのだろうか……? もし、よりシンプルなやり方があるようであれば、そっと教えていただきたい。

「ニンジャスレイヤー」のキャラクター外見描写は、一般的なニンジャの場合、「○○色のニンジャ装束」程度で済まされている事が多い。別にそれでもいいのだ。この概念を応用することで、バンディットの絵であろうと、気にせずそのままミニットマンとして使う事が可能になる。

戦闘用のちびキャラは非常にハイクオリティだ。しかも、シャウト有り、シャウト無しの別バージョンが用意されている。

 

会話イベントの設置 

 

主人公キャラが設定できたので、いよいよゲーム部分に手を入れていきたい。今までは画面の直撮りだったが、ここからは多少丁寧に、ゲーム画面のスクリーンショットを使っていこう。

マップのタイルの配置は大変だが、好きな人は非常に好きな作業だろう。箱庭を作っていくような楽しみもあり、奥が深い。なお、 私は大変なので嫌いだ。

ネオサイタマの街並みなので、なるべく汚くケオスなようにしていく。RPGツクールMVには近未来都市のタイルセットがあるので、工夫次第でなかなか汚い街が作れる。配管パイプのタイルがあると更に良いが、とりあえず見つからなかったので、ありものを組み合わせていくわけだ。食べ物やパーツの屋台が非常に役に立つ。ネオン看板も数種類用意されているので活用していこう。

会話イベントの作成は非常に簡単だ。選択肢も好きなように作ることができる。主人公のミニットマンは邪悪なソウカイ・シンジケートのニンジャなので、市民を躊躇なく殺害する。ここで「殺害する」を選んだ場合、市民は「アバーッ!」と叫んで消滅する。

この手のイベントを作るときに頭にあったのはGTAやアサシンクリードのようなサンドボックス型のゲームだ。勿論、本気でサンドボックスをやると多分いつまでたっても制作が終わらないので、欲を出すわけにはいかない。「ゼロ・トレラント・サンスイ」はミニットマンがニンジャスレイヤーを追跡する話だ。追跡の過程で通過する街で寄り道ができるイメージだ。活動領域が限られているので、多少サンドボックス風味が出せるという算段である。

このTweetの後、「街の怒り」システムはスイッチではなく、変数による管理を採用した。悪業を行うと専用の「街の怒り」ゲージが増え、一定量になると様々な局面でデメリットが生じるというイメージだ。

ここまでやって感じたのは、思っていたより、意外と作るのが簡単ということだ。 「どうやってやるの?」という、とにかく方法がわかりさえすれば、それこそ文章を書くくらいのノリでRPGを作っていくことができる。特に、会話選択肢の実装は非常にシンプルかつ自由に行っていくことができるので感動すら覚えた。私はエターナル・ニンジャ・チャンピオンだが、このゲームは遊べるところまでは作りたいと考えている。

 

RPGツクールMV

RPGツクールMV

 

 

 

今後の指針

 

ゼロ・トレラント・サンスイはミニットマンがニンジャスレイヤーを追う話なので、ニンジャスレイヤーを……特に、ニンジャ装束姿ではないフジキド・ケンジを用意する必要がある。RPGツクールではキャラクター作成ツールがあり、顔や服のパーツを組み合わせてキャラクターを作ることが可能だ。

このキャラクターをゲームに実装したり、引き続きマップを作っていく等、していくことになるだろう。不定期連載ではあるが、第3弾のエントリをお待ちいただきたい。

(The Vertigo)