円相場 ベルギーのテロ受け円買い進む
連休明けの22日の東京外国為替市場は、朝方からアメリカの追加利上げ観測でドル買い円売りの動きが続いていましたが、日本時間の夕方、ベルギーの空港で爆発が起きたことで、比較的安全な資産とみられている円がドルやユーロに対して買われました。
午後5時時点の円相場は、ドルに対しては下げ幅を縮小し、先週末と比べて、40銭、円安ドル高の1ドル=111円73銭から75銭でした。一方、ユーロに対しては、先週末と比べて3銭、円高ユーロ安の1ユーロ=125円59銭から63銭でした。ユーロはドルに対しては、1ユーロ=1.1240から42ドルでした。
市場関係者は、「日本時間の夕方になってベルギーの首都、ブリュッセルの空港で爆発が起き、複数のけが人が出ているという情報が伝わったことで、投資家の間でリスクを避けようと比較的安全な資産とされる円を買い戻す動きが出た」と話しています。
市場関係者は、「日本時間の夕方になってベルギーの首都、ブリュッセルの空港で爆発が起き、複数のけが人が出ているという情報が伝わったことで、投資家の間でリスクを避けようと比較的安全な資産とされる円を買い戻す動きが出た」と話しています。