児童相談所 学校からの虐待の連絡確認せず
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両親からたびたび虐待を受けて、相模原市の児童相談所に保護を求めていた中学生が自殺した問題で、児童相談所は、中学生が自殺を図る半月前にも「父親から暴力を受けた」という連絡を学校から受けたにもかかわらず、本人に確認するなどの対応を取っていなかったことが分かり、市は当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。
この問題は、両親からたびたび虐待を受けて、相模原市の児童相談所に保護を求めていた当時中学1年の男子生徒が、おととし11月に自殺を図り、先月、死亡したものです。
児童相談所は、おととし6月以降、男子生徒と両親を6回にわたって通わせて、面談による指導を続けた結果、親子関係に改善が見られ、虐待も行われていないとして、施設で保護する措置はとらず、10月上旬以降は両親の意向を踏まえて、面談指導も中断していました。
ところが、同じ月の末に、学校から「男子生徒が父親から投げ飛ばされる暴力を振るわれた」という連絡があり、そのおよそ半月後に男子生徒が自殺を図ったということです。この連絡があった際、児童相談所の担当者は緊急に対処すべき問題とは考えず、本人や両親への虐待の確認や上司への報告をしなかったということです。相模原市は当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。
児童相談所は、おととし6月以降、男子生徒と両親を6回にわたって通わせて、面談による指導を続けた結果、親子関係に改善が見られ、虐待も行われていないとして、施設で保護する措置はとらず、10月上旬以降は両親の意向を踏まえて、面談指導も中断していました。
ところが、同じ月の末に、学校から「男子生徒が父親から投げ飛ばされる暴力を振るわれた」という連絡があり、そのおよそ半月後に男子生徒が自殺を図ったということです。この連絡があった際、児童相談所の担当者は緊急に対処すべき問題とは考えず、本人や両親への虐待の確認や上司への報告をしなかったということです。相模原市は当時の対応に問題がなかったか検証することにしています。