首相 NSC会合で情報収集や分析など指示
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安倍総理大臣は、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射したとみられることを受け、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合で、アメリカや韓国など関係国と連携し、情報収集・分析に全力を挙げることや、航空機・船舶の安全確認を徹底することなどを関係閣僚に指示しました。
政府は、北朝鮮が18日午前5時54分ごろ、北朝鮮の西岸から、日本海に向けて弾道ミサイル1発を発射したとみられると発表しました。
これを受けて政府は、安倍総理大臣のほか、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開き、対応を協議しました。
この中で、安倍総理大臣は、アメリカ、韓国など関係国と連携を図り、情報収集と分析に全力を挙げること、航空機・船舶などの安全確認を徹底すること、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うことの3点を関係閣僚に指示しました。
また会合では、今回の発射は、先月7日、今月10日の弾道ミサイルの発射に続くもので、明白に国連安全保障理事会決議に違反しており、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為だとして、北朝鮮に対して、厳重に抗議することを確認しました。
これに先立って政府は、午前7時半ごろから内閣府で、関係省庁局長級会議を開き、これまでに得られた情報を共有するとともに、安倍総理大臣の指示を確認しました。
これを受けて政府は、安倍総理大臣のほか、麻生副総理兼財務大臣、岸田外務大臣、中谷防衛大臣らが出席して、NSC=国家安全保障会議の4大臣会合を開き、対応を協議しました。
この中で、安倍総理大臣は、アメリカ、韓国など関係国と連携を図り、情報収集と分析に全力を挙げること、航空機・船舶などの安全確認を徹底すること、国民に対して、迅速・的確な情報提供を行うことの3点を関係閣僚に指示しました。
また会合では、今回の発射は、先月7日、今月10日の弾道ミサイルの発射に続くもので、明白に国連安全保障理事会決議に違反しており、航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為だとして、北朝鮮に対して、厳重に抗議することを確認しました。
これに先立って政府は、午前7時半ごろから内閣府で、関係省庁局長級会議を開き、これまでに得られた情報を共有するとともに、安倍総理大臣の指示を確認しました。
外相「国連安全保障理事会の決議違反」
岸田外務大臣は、18日午前8時ごろ、外務省で記者団に対し、「きょう早朝、北朝鮮西岸から、弾道ミサイル1発が発射されたという情報に接している。これは明確な国連安全保障理事会の決議違反で、北朝鮮による挑発行動のエスカレートに強く抗議する。これから北京の大使館ルートを通じて抗議したい」と述べました。
官房長官「厳重な抗議」
菅官房長官は閣議後の記者会見で、「航空機や船舶の安全確保の観点からも極めて問題のある行為だ。また、国連安全保障理事会決議などに反するもので、直ちに北朝鮮に対し厳重な抗議を行った」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「政府としては、引き続きアメリカ、韓国と緊密に連携し、北朝鮮に自制を求めるとともに、いかなる事態にも対応することができるよう緊張感を持って警戒監視をはじめとする必要な対応に万全を尽くす」と述べました。また、菅官房長官は、発射されたミサイルについて、「政府はさまざまな分析を行っており、今回は弾道ミサイルの発射であると判断している。それ以上は詳細は控えたい」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は「政府としては、引き続きアメリカ、韓国と緊密に連携し、北朝鮮に自制を求めるとともに、いかなる事態にも対応することができるよう緊張感を持って警戒監視をはじめとする必要な対応に万全を尽くす」と述べました。また、菅官房長官は、発射されたミサイルについて、「政府はさまざまな分析を行っており、今回は弾道ミサイルの発射であると判断している。それ以上は詳細は控えたい」と述べました。