川崎市 ごみ焼却の熱で発電し収集車動かす実験
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川崎市は、ごみの焼却施設で発電した電力を使って、電動のごみ収集車を動かす実証実験を行い、今後の導入に向けた課題を検証することになりました。
この実験は、川崎市と大手プラントメーカー「JFEエンジニアリング」が共同で行うもので、17日、福田市長らが出席して式典が開かれました。
実験では、川崎市川崎区にあるごみ焼却施設の熱を利用して発電し、電池で走る収集車がごみを集めます。
焼却施設の一角には電池を充電して積み込むための専用の設備が建設され、担当者が実際に収集車を動かしました。
川崎市などによりますと、収集車は1回の充電で45キロ走行でき、通常の収集車と比べ年間でおよそ20トン、二酸化炭素の排出を削減できる見込みだということです。
このごみ収集車は18日から収集業務を始め、およそ1年かけて充電設備の性能や経費などを調べ、導入に向けた課題を検証することにしています。
川崎市の福田市長は「ごみから生まれるエネルギーでごみを集めるという日本初の取り組みを成功させ、全国のモデルになるようにしたい」と話していました。
実験では、川崎市川崎区にあるごみ焼却施設の熱を利用して発電し、電池で走る収集車がごみを集めます。
焼却施設の一角には電池を充電して積み込むための専用の設備が建設され、担当者が実際に収集車を動かしました。
川崎市などによりますと、収集車は1回の充電で45キロ走行でき、通常の収集車と比べ年間でおよそ20トン、二酸化炭素の排出を削減できる見込みだということです。
このごみ収集車は18日から収集業務を始め、およそ1年かけて充電設備の性能や経費などを調べ、導入に向けた課題を検証することにしています。
川崎市の福田市長は「ごみから生まれるエネルギーでごみを集めるという日本初の取り組みを成功させ、全国のモデルになるようにしたい」と話していました。