「シルクロードの終点は奈良」、中国の駐日大使が日本の「一帯一路」参加を歓迎―香港紙

配信日時:2016年3月7日(月) 16時50分
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6日、中国の程永華駐日大使は中国が進めるユーラシアを横断する経済協力プロジェクト「一帯一路」への日本の参加を歓迎するとコメントした。
2016年3月6日、香港紙・大公報によると、全国政治協商会議委員、駐日本中国大使の程永華(チェン・ヨンホア)氏は中国が進めるユーラシアを横断する経済協力プロジェクト「一帯一路」への日本の参加を歓迎するとコメントした。

「一帯一路」はかつてのシルクロードをなぞったもの。「シルクロードの終点は西安ではなく、奈良だった。これは日本人自身が言っていることだ」と程大使はコメントした。「一帯一路」にはさらに拡張する余地があり、中国と日本を結ぶ東ルートや中国とロシアを結ぶ北ルートが考えられるという。

しかし日本側は強い警戒感を抱いており、協力姿勢は示していない。「中国は沿線諸国との共同発展を望んでいる。自国の利益を図るのではなく、現行国際秩序をさらに発展させようとしている」と程大使は話し、日本側の理解を求めた。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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