太田光が寺井寿男校長の発言に皮肉「種無しの俺は生きている意味がない」

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20日放送の「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、爆笑問題の太田光が、大阪市立茨田(まった)北中学校の校長・寺井寿男(てらい・ひさお)氏の発言を皮肉る場面があった。

番組では、寺井氏の発言が引き起こした騒動を取り上げた。寺井氏は先月29日の全校集会の場で、「女性にとって最も重要なことは、子どもを2人以上産むことです。仕事でキャリアを積むこと以上に価値があります」「子育ての後、大学で学び、医師や弁護士、学校の先生、看護師などの専門職に就けばよいのです」と発言した。

この発言は直ちに波紋を呼んだが、寺井氏は報道陣に対し、自身の講話の一部が切り取られていると反撃した。その上で寺井氏は、「子どもが生まれないと、日本の国がなくなってしまう」と、発言の真意を説明した。市の教育委員会は現在、寺井市に対する処分を検討しているとのことだ。

VTR後、太田はすぐさま「この校長の言い分によると、種無しの俺は生きている意味がないということだね?」とコメントし、寺井氏の発言を皮肉った。相方の田中裕二が「太田さんは種なし何ですか?」と聞き返すと、太田が「うん」と認め、スタジオで笑いが起きた。

西川史子が「違うでしょ!?」とツッコミを入れたが、太田は真顔で「病院で検査したんだ」と応じる。太田の回答には西川も「それは失礼しました」と謝っていた。

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