私はアメリカ人じゃない!
英語のできるスタッフが少ない!
コミュニケーションについて、街中の外国人観光客から集まったのは次のような声。(以下、国籍と、年齢がわかった場合は年齢も表記)。
「日本人はみんな外国人のことをアメリカ人だと思って当然のように英語で話しかけてくるけど、英語が苦手な外国人だっているから、もっといろんな国の言葉に対応してほしいし、誰彼構わずアメリカ人だと思われるのは心証が良くない」(フランス/男性)
「レストランでも、(スタッフ)全員が英語を話せるわけではないので不便」(インド/男性)
「レストランやスーパーなどで英語が話せないスタッフさんがいて困ることもある」(カナダ/男性)
「さっき入ったレストランはたまたまメニューも英語で全て写真付きだったけど、そういったところはごく稀なので、そういった店を増やしてほしいと思う」(ノルウェー/女性)
英語コンプレックスが強いと言われる日本。筆者も英語が不得意なので偉そうなことは言えないが、せめて困っている外国人観光客に英語で道案内やメニュー紹介ぐらいはできるようになりたいもの。五輪に向け、接客業の人でなくても外国人観光客と接する機会は増えるだろう。
日本人にとっても物足りない
充電スペースの少なさ
街中の声では通信環境についての声は少なかったが、あがったのは次のような内容。
「百貨店などの飲食店で無線LANが使えない場合が多いように感じた」(アメリカ/女性)
「観光案内所で無線LANのスポットを教えてくれるといいなと思った」(韓国/女性)
現代の旅はネット環境の有無で行動範囲が大きく変わる。交通情報と同じぐらいか、もしくはそれ以上に大切だろう。