清原被告、地獄の“シャブ抜き”生活 VIP病室…変わり果てた姿 (3/3ページ)

2016.03.20

清原和博被告
清原和博被告【拡大】

 覚醒剤事件で逮捕経験もある元依存症患者の男性は、「シャブが切れると、猛烈な眠気と倦怠(けんたい)感、吐き気が襲ってくる。虫が身体の中をはい回るなどの幻覚や幻聴に襲われ、身体を血が出るまでかきむしる人もいる」と明かす。

 長期間の覚醒剤依存の悪影響も出始めており、「一時は意識が混濁して弁護士の選任もまともにできない状態になっていた。シャブを使っていたときの感覚が突然よみがえるフラッシュバックにも悩まされている」(事情を知る関係者)。

 2009年10月に覚せい剤取締法違反などの罪で有罪判決を受けた女優、酒井法子(45)や、14年9月に同じく有罪判決を受けた歌手のASKA(58)は、保釈時に報道陣の前に登場し、テレビカメラの前で謝罪した。今回、こうした措置が取られなかったのは、「あまりに禁断症状がひどくてカメラの前に出られない状態だったからだ」(先の関係者)との証言もある。

 隔離病棟で薬物依存の更正プログラムを受けたASKAと同じく、専門の更生施設で“シャブ断ち”に取り組む可能性も指摘されている清原被告。「悪魔の白い粉」の泥沼からはい出ることはできるのか。

 

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