清原被告、地獄の“シャブ抜き”生活 VIP病室…変わり果てた姿 (1/3ページ)

2016.03.20

清原和博被告
清原和博被告【拡大】

 地獄の“シャブ抜き”生活が始まった。覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴され、17日に警視庁本部から保釈された元プロ野球選手、清原和博被告(48)。入院先の千葉県松戸市の病院では1泊5万4000円のVIPルームで療養に当たるが、そこで塗炭の苦しみを味わうことになる。あらがいがたいクスリへの渇望と襲いかかる幻覚、幻聴。「カメラの前で謝罪もできない」(関係者)というほどの深刻な禁断症状に悩まされる「番長」を待ち受ける苦難とは−。

 白髪交じりの無精ヒゲにげっそりとやつれた頬。変わり果てた姿からは、かつてのスターの面影は消えうせていた。

 保釈から一夜明けた18日午後、日本テレビのカメラが捉えた清原被告は落ち着きなく病室のカーテンを開け閉めし、不安げな視線を外に向けている。2月2日の逮捕直後、警察車両からカメラをにらみつけた鋭い目つきは一変していた。

 病床数608床の規模を誇る同病院は心臓疾患の名医が院長を務め、某有名俳優も手術を受けたとされる。「私、失敗しないので」のセリフで知られるテレビ朝日系ドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」のロケで使われたこともある。

 病院関係者らによると、清原被告が入院しているのは、7階にあるVIPルーム。指紋認証でしか扉が開かない特別仕様の部屋だという。ただ、この日、病室がある7階には、取り巻きや関係者らしき人の姿はなかった。

 

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