3回目の出産~やっと麻酔注入

カテゴリー │陣痛・分娩




結局、カテーテルが無事に入ったのは8時過ぎ

7時頃から処置を始めているので、何と1時間近くもかかりました…



これが予想していなかった出来事のひとつです

前回の和痛分娩のときも背中を丸める姿勢をとるのに苦労したとはいえ、すっとカテーテルを入れることができたので…まさか1時間も掛かるとは



私の背中の丸め方が悪かったのか、たまたま入りにくい状態だったのか、それとも医師が麻酔が苦手だったのか(←失礼)何が原因かはわかりませんが、前回は10分も掛からなかった処置なのでこれは本当に予想外でした

当然ですがこの処置をしている1時間の間、ずっと5分置きに陣痛はきています

MAX状態ではないとは言え、大きいお腹とギリギリずんずん痛むお腹を抱えてずっと丸くなる体勢を維持するのは本当に大変



しかも最初に入れた麻酔が途中で切れてしまい、針が刺さる痛みがかなりダイレクトに響いてくるように

背中に針が刺さっているという事実を想像するだけで痛さが倍増し、何度も変な声が出てしまいました




やっとカテーテルが入った頃にはもうぐったり

横になってもまだまだ陣痛は強くなっていくし、点滴をしている左腕は痛いし…



そしてやっと待望の麻酔が注入されたときはもう既に疲れ果てて何だかぼーっとしていました

最初の1回目の麻酔の注入は、何か反応が起きないかチェックするために少しだけ入れて様子を見ます



特に私に変わった様子がないので、看護師さんが改めて規定量の麻酔を注入しました

するとさーっと下半身が急激に冷たくなっていく感触がわかります




あーそういえばこんな感じだったな、と前回の分娩のときを思い出しました

そして麻酔はあっという間に下半身全体に広がり、陣痛の痛みは嘘のように引いていきました




続きます



  • 3回目の出産~カテーテルが入らない!

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    午前7時頃、子宮口が約6センチ開いてきているとのことでついに麻酔を入れることになりました



    麻酔を入れる前にまず背中を消毒していきます

    このときから背中の方を医師の方へ向けるのですが、陣痛がきている最中に自由に動けないのは結構辛いです

    (前回のカテーテルを入れている様子の記事はこちらから→




    消毒後、まずはカテーテルを入れる前に麻酔の注射をします

    麻酔をするための針が痛くないように…という麻酔の麻酔です(笑)

    こちらは少しちくっとした痛みがありますが、そこまで気になるほどではありません

    歯の治療時に使う麻酔の注射と同じくらいです




    麻酔が効いているか確認されたあと、ついにカテーテルを入れていくのですが…今回はこのカテーテルがなかなか入りませんでした

    コンコン、と医師が針を入れていくのがわかるのですが、私の背中の丸め方が悪いのかなかなか思った場所に入らない様子

    かれこれ30分も格闘しても入れることができず、ついには起き上がって背中を丸めるようにと指示されました




    「前回はすっと入ったのにな~痛いよ~」

    と心の中で思いながら、そして定期的にやってくる痛みに耐えながら(このとき陣痛はMAX時の6割くらい)

    ベッドに腰掛けて背中を医師に向け、お腹を抱えて丸くなるのですがそれでもなかなか入りません




    何度も何度も針を入れては抜かれ、消毒を始めてから1時間近くが経過していました

    麻酔をしているとは言え背中は針の入る嫌な感触はありますし、点滴をしている腕はズキズキと痛み、何より陣痛が辛い…





    続きます



  • 3回目の出産~点滴失敗

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    まだ麻酔を入れる前の子宮口5センチ開の頃に看護師さんがやってきて、点滴のルート確保をしたいとのことを話してきました

    出産前の当然の処置なのですが、私は情けないことに注射や点滴も苦手な方です

    とにかく痛いと思ってしまうことがすべてダメ…それで和痛分娩を希望しているのですが…



    そしてこの点滴がうまく血管に入らずやり直しになってしまいます

    2回目で腕の場所を変えて確保できましたが、この針が手首付近に刺さってかなり痛いのです

    出産の痛みとは比べ物にはなりませんが、手首当たりを動かしたり力を入れる度に針が刺さって痛い…



    この時点でやり直しをお願いした方がよかったのかもしれませんが、段々と本格的になってくる陣痛に気を取られて結局そのままでした

    このことをあとからすごく後悔しました






    ズキズキ痛む手首を気にしながら2回目の内診をしてもらうと、ずいぶん柔らかく開いてきているとのこと



    ここで看護師さんとお話をして麻酔を入れてもらうことになりました

    前回の和痛分娩の記録でも書きましたが(その時の記事はこちらから→)、和痛分娩は硬膜外麻酔という方法で麻酔をしていきます

    そのためにまずは背中の脊髄のあたりにチューブを入れるのですが、このチューブが前回と違いうまく入りませんでした





    このことも今回かなり辛い思いをすることになります




    その経過についてはまた次回に続きます





  • 3回目の出産~麻酔前

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    午前4時頃の陣痛は、麻酔なしでも耐えられるくらいのまだまだ序盤の痛みでした

    NSTの用紙をちらっと見ても陣痛の波はあまり規則的でもなく山もそこそこ(痛みが強くなると大きな山を描きます)




    ああ、そういえば最初はこんな感じの痛みだったなーと前回と前々回の陣痛を思い出しながらNSTを見たり、スマホで暇つぶしをしたり…

    そんなのん気な私の状態を見て、旦那は仕事に行ってしまいました(笑)

    3人目ともなると家族もあっさりしているというか、麻酔するんだから大丈夫だよねーと軽い調子です

    代わりに母がきてくれたのですが、上の子ふたりを連れて陣痛室には入れないので病室で待つことになり、やっぱり一人で陣痛をやり過ごすことになりました




    初めて和痛分娩をしたときのレポートでも紹介しましたが、アドベンチストメディカルセンターでは陣痛が始まってもすぐに麻酔をするわけではありません

    ある程度感覚が狭まってからの処置になるので、当然最初は痛いです

    その痛みがどの程度で麻酔をするかという点が気になるところだと思いますが、私自身の経験からいうと子宮口が5センチ開いたくらい、が目安だと思います(1回目も2回目もそのくらいでした)





    内診をしてもらったところ午前5時頃の私の子宮口の開きは4~5センチくらいとのこと

    痛みはひどい生理痛くらい

    まだ何とか耐えられます






    …が、ここで思わぬ障害が起きました…




    続きます






  • 3回目の出産~出産前夜

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    さて、3回目の出産(そして2回目の和痛分娩の予定)は、予定日の1日前に始まりました


    36週目あたりから毎晩のように続く前駆陣痛(疑似陣痛のようなもの)があり、私はその日も「これはまた今夜も前駆陣痛かなー」と思いながら何度もトイレとベッドを往復していました

    ウトウトし始めた午前1時頃に、お腹の張りが規則的になってたことに気付きます

    予めスマホにダウンロードしておいた陣痛アプリをで感覚を見ると、若干時間の差はありますが大体15分間隔くらい

    これはもしかすると陣痛につながるかも!と用意してあった入院セットの見直しをしている間に間隔は10分置きくらいになってきます



    ここで夫を起こし、実家の母に電話

    そして寝ている上の子たちを連れて(これが結構大変でした)実家へ預けたあと病院へ急ぎます


    ここで一番上の4歳の長女は以前から出産に立ち会いたいという希望だったのですが

    その場でもう一度確認したところやはり赤ちゃんの誕生するところを見たいということで一緒に病院へ向かいました



    陣痛の間隔が短くならないかヒヤヒヤしていましたが、10分間隔のまま病院に無事到着



    先に電話をしてあったので、とりあえずNST(お腹の張りや赤ちゃんの心拍を確認する機械)をするために陣痛室へ向かいました



    依然生理痛のような鈍痛が規則的にやってきていますが、まだまだ全然耐えられるものですし、今回も和痛分娩だから~と特に緊張することもなく準備することができました

    痛みへの恐怖よりも赤ちゃんに会えることが楽しみでいられるという、和痛分娩ならではの心境です





    この時点で時計の針は4時を差しています

    軽い陣痛の始まりから約3時間経過していました





    続きます