雇用のミスマッチが問題になっていますが、贈り物にもミスマッチがあって、贈りたいものと欲しいものが合わずにゴミになってしまう場合があります。
ランドセルを児童養護施設に偽名で提供する「タイガーマスク運動」というのが一時期流行りました。
この運動は、あちこちで広まり、ランドセルのみならず大根やネギなどの食べ物を施設前に置いていく方もいらしたそうです。
しかしながら、この運動のちょっと困ったところは、ランドセルは贈られなくても子どもたちは新品がもらえるし、食べ物を匿名で施設前に置かれても毒物混入されている危険性を考えると、廃棄するしかありません。
そして今、児童養護施設の保育士さんからキッパリと「そういうものはいらない」とツイッターで言われております。
くまニュース : 児童養護施設関係者「ランドセルはいらない。現金または季節の果物をお願いします」
贈り物の気持ちはありがたいけれど、贈られてくるものが使えなければゴミとして処分の手間がかかるだけですから、職員としては「現金」が一番楽でしょうね。それでも施設前に現金が置かれてたら警察に届けるでしょうから、やっぱり面倒かもしれませんけど。
アマゾン欲しいものリストなら贈り物のミスマッチを防げる
養護施設がアマゾン欲しいものリストで、欲しい物を公表すれば素直に喜ぶことができますし、伊達直人さんにとっても、贈ってあげたいものを選べる嬉しさがあります。しかも贈る人は職員に顔を合わせずにプレゼントできますから、贈る方と施設側の両方にに喜ばれる最高のサービスになりうるはずです。
ただ、欠点として2つ
- 送り主の住所氏名がバレる
- インターネットを使って買い物できる能力が必要
贈る方はこの2つをクリアしてもらう必要があります。
インターネットで買い物するというのが特にハードル高いかもしれませんが、タイガーマスクならきっとできるでしょう。