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 シンガー・ソングライター普天間かおりさんはラジオ福島(福島市)での生放送中、東日本大震災に遭遇した。それから5年、毎週金曜の同局の番組でリスナーを元気づけ、時に被災地の現状を伝えてきた。「一人じゃないんだよ」との思いを込めて。

 4日、普天間さんはラジオ福島の金曜午後のレギュラー番組「かっとびワイド けんじとかおりのふれんどらじお」に出演した。テーマは「私の5年間」。家族を震災関連死で亡くした人が寄せたメッセージを深野健司アナウンサーが読み、普天間さんは「心も体も元気でいてくださいね」と優しく声をかけた。

 2011年3月11日午後2時46分。この日も金曜日で、「ふれんどらじお」に出演中だった。酒造会社の社長を招き、日本酒とケーキをめぐって楽しくトークを繰り広げていたところ、激しい揺れがスタジオを襲った。「地の底から突き上げられるようだった。あの2分40秒間の揺れは忘れられない」