「世界一周で人生が変わる」よく見る怪しげなフレーズですよね。
数年前に「自分探しの旅」なんかも流行りましたが、本当に自分を見つけられた人は果たしてどれくらいいるのでしょうか。笑
そういえば、はあちゅうさんのブログがまた炎上したらしいんですが、その記事がこちら。
そして、この記事を言及・批判している記事のひとつを紹介します。
今日はこの二つの記事に言及しつつ、私が思う人生が変わるタイミングをお話ししたいと思います。
世界一周で人生は変わるのか?
これはぶっちゃけ人によりけりだと思います。
別にエアーズロック見ても
ピラミッド見ても
モルジブの海見ても
モアイ像見ても、
マチュピチュ行っても、
ウユニ塩湖見ても、
ガンジス川に飛び込んでも、
「感動」はするけれど
人生観がそこまで変わったりはしません。
だから、そういうことで
人生観変わりましたとかって言ってる人は
人間として薄っぺらいと思う。
何か見たくらいで
自分が根本から変わるくらいの
薄い人生を歩んできた人ってこと。
私も何か"見た" くらいで自分が根本から変わる人は、自分軸のない薄っぺらい人だなと思います。
だけど、世界一周で何をするか次第でそれは変わってくると思うんですよ。
せっかく世界一周するんだから、世界遺産を見るだけで終わるのはもったいない。
人と会って話せばいい。そしたら人生変わります。
現地の人と語り合うことなしに観光だけしてきたのなら、そりゃ得るものなんてないですわ。
人生が変わるタイミングっていつ?
月に1回の自分のセミナーで人生が変わる人が増えろとか恐ろしい恐ろしい。
人生が変わるのは、他人と関わったときです。他人の考え方に触れたときです。
だから、セミナーで人生が変わってもおかしくない。もちろん、世界一周で人生が変わってもおかしくない。
場所なんてどうでもよくて、とにかく人と話せよ!と思うんですよね。
先日、今の自分の仕事とかなぜ勉強するのかというテーマで卒業生が講演してくれる機会があったのですが、あれで人生変わった人もいると思いますよ。
寝てる人が多かったのが残念ですが、私なんかはメモをとりながら、独り言を言いながら、にたにたしながら楽しく聴いていました。
とにかく、今の中高生は視野が狭すぎる。
近所のおっちゃんと話す機会ないですもん。学校と塾と家庭以外の世界を知らなすぎる。
あげく、せっかく大人の話を聴ける機会を無駄にする。人生が変わるかもしれないのに。夢を見つけるきっかけになるかもしれないのに。
他人の話を聴くという貴重な機会を無下にするような人は、世界一周しようが何しようが人生なんて変わりませんよ。
まとめ
はあちゅうさんは、世界一周で人と話して人生を変えるつもりで世界一周したわけではなかったので、人生が変わらなかっただけです。
ひょんなことから現地の人とお酒の席で語り合い、その土地の問題点とか課題とかを知って心を揺さぶられるような出来事があれば、作家やカリスマブロガーなんてせずに国際的に活躍されていたかもしれませんね。
まあ、そんなもんです。たぶん。
人と話さなければ、人の考え方を知らなければ、人生なんて変わりっこないです。
ただ世界一周しただけで人生観変わったって言ってる人は一瞬の感動だけで言ってるだけなんです。
— 宮森はやと (@Miyamo_H) 2016年3月22日
そんなの日常に戻ればすぐに忘れる。
本当に世界一周で人生変えた人はめっちゃ戦略立てて、情報発信して自分を売ってちゃんと人に興味を湧かせる履歴にしてる。
そしてその活動はだいぶ大変。
ひつじのヒトコエ
もっといろんな人と夢を語りあいたい。