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 日本野球機構(NPB)の調査委員会は22日、野球賭博に関与した疑いで調べていた巨人の高木京介投手(26)について、1年間の失格処分が相当とする報告書を熊崎勝彦コミッショナーに提出した。

 巨人によると、高木京投手は2014年4~5月にかけて、プロ野球の8~9試合を対象に1試合当たり10万~15万円を賭けていた。昨年10月、巨人の3投手=無期失格処分=による野球賭博が明らかになった際には、同じく関与していながら名乗り出ることはなかった。

 しかし、高木京投手は今年2月末、週刊文春の取材をきっかけに球団の調査を受け、今月8日に賭博への関与を認め、翌9日には謝罪会見を開いた。巨人は野球協約に基づき、高木京投手をNPBに告発。NPB調査委員会が調査を進めていた。