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not girlfriend/boyfriend.

あの子やあの子の記録と記憶。主にAKB48グループ~坂道シリーズについて。

AKB48 44thシングル選抜発表。メンバー見ての感想とか「僕戦」との比較とか

48系列 総選挙 15期 12期

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3月21日、AKB48が行っていた写メ会の会場にて、第8回AKB48選抜総選挙の開催が発表された。

開催日:2016年6月18日(土)
開催地:HARD OFF ECOスタジアム新潟

それに伴い44thシングルの発売決定と選抜メンバーが発表された。

ここでは44thシングルについて、昨年度総選挙投票権付きシングル「僕たちは戦わない」選抜メンバーとの比較と変遷をまとめながら、少しばかりワタクシの所感を。

AKB48 44thシングル選抜メンバー決定

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  • 発売日は6月1日(水)。
  • センターは、12期〜ドラフト生のいわゆるヤング世代・次世代メンバーから初の抜擢となった向井地美音。
  • 選抜メンバーには以下の32名が選ばれた。

【AKB48】小嶋陽菜、峯岸みなみ、渡辺麻友、柏木由紀、大家志津香、宮崎美穂、横山由依、島崎遥香、加藤玲奈、入山杏奈、武藤十夢、高橋朱里、大島涼花、岡田奈々、小嶋真子、向井地美音、川本紗矢、樋渡結依、木崎ゆりあ

【チーム8】山田菜々美

【SKE48】松井珠理奈、北川綾巴、後藤楽々

【NMB48】山本彩、白間美瑠、須藤凜々花

【HKT48】指原莉乃、宮脇咲良、兒玉遥

【NGT48】北原里英、加藤美南、高倉萌香

AKB48から19名、チーム8から1名、姉妹グループから12名(各グループから3名ずつ)が選抜された。

初AKB48選抜となったメンバー

今回が初AKB48選抜となったメンバーは以下の6名。

【AKB48】樋渡結依

【チーム8】山田菜々美

【SKE48】後藤楽々

【NMB48】須藤凜々花

【NGT48】加藤美南、高倉萌香

選抜復帰したメンバー

【AKB48】大家志津香 「鈴懸なんちゃら」以来の復帰。

【AKB48】宮崎美穂 「Everyday、カチューシャ」以来の復帰。

【NMB48】白間美瑠 「希望的リフレイン」以来の復帰。

40thシングル「僕たちは戦わない」選抜との比較

昨年度総選挙の投票権付きのシングルであり、直近の大量選抜でもあるのが40thシングル「僕たちは戦わない」。

ここからの変遷をみると48グループ全体の動向が見える、と思われる。

まずは選抜メンバー一覧を。

「僕たちは戦わない」選抜メンバー

選抜人数は32名。

センターは島崎遥香。

★はMVに出演しているメンバー(実質的にメディア選抜)

【AKB48】川栄李奈★、小嶋陽菜★、島崎遥香★、高橋みなみ★、武藤十夢、小嶋真子、田野優花、横山由依★、大島涼花、大和田南那、川本紗矢、高橋朱里、渡辺麻友★、柏木由紀★、岡田奈々、加藤玲奈★、木﨑ゆりあ★、峯岸みなみ、向井地美音★

【チーム8】坂口渚沙、中野郁海

【SKE48】松井珠理奈★、北川綾巴、須田亜香里、松井玲奈★、宮澤佐江

【NMB48】山本彩★、渡辺美優紀

【HKT48】指原莉乃★、宮脇咲良★、兒玉遥

【乃木坂46】生駒里奈★

AKB48から19名、チーム8から2名、姉妹グループはそれぞれSKE48が5名、NMB48が2名、HKT48が3名、NGT48が0名、乃木坂46が1名。

40th→44th選抜メンバーの変遷

ということで、「僕たちは戦わない」から44thシングルへの選抜メンバーの移り変わりを見てみる。

ザックリ言うと、

  • 卒業・選挙辞退・交換留学解除により6枠が空き
  • うちメディア選抜からは4枠が空いた。
  • 現役メンバー間では5枠が入れ替わった。
選抜人数

選抜人数は変わらず32名。

AKB48、HKT48は変わらずそれぞれ19枠、3枠。

NMB48は1枠、NGT48は3枠が増えた。

チーム8から1枠、SKE48から2枠、乃木坂46から1枠が減った。※乃木坂46は交換留学解除に伴う不参加。
センター

センターは今年も単独センターとなる模様。

AKB48から向井地美音が抜擢され、「僕たちは戦わない」センターを務めた島崎遥香から向井地美音へタスキが渡される形となった。

40th→44thシングルで選抜に選ばれなかったメンバー
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40thシングル選抜メンバーのうち今回選抜に選ばれなかったメンバーは以下の11名。

【AKB48】高橋みなみ、川栄李奈、田野優花、大和田南那

【チーム8】坂口渚沙、中野郁海

【SKE48】松井玲奈、宮澤佐江、須田亜香里

【NMB48】渡辺美優紀

【乃木坂46】生駒里奈

高橋みなみ、川栄李奈、松井玲奈、宮澤佐江は卒業に伴う不参加。

生駒里奈は交換留学解除に伴う不参加。

渡辺美優紀は総選挙辞退に伴う不参加。

44thシングル選抜メンバーを見て思うこといくつか

向井地美音のセンター抜擢について

向井地美音がセンターに抜擢された。

48グループのヤング世代というと、AKB48は12期〜、SKE48は5期〜、NMB48は3期〜、HKT48は2期からと個人的には捉えている。

AKB48を除けば各グループともセンター経験者を出しているし、戦力的にも"今の世代"を担っている。

AKB48はダメなのかというと、全くそんなことはない。

実質的にはとうにAKB48も12期以降にそうした変遷を済ましている。

高橋朱里の能力の高さと安定感は信頼に値するし、武藤十夢はヤング世代から選挙選抜一番乗り、だがそれだけではない誠実な人柄を持つ。バラエティでは西野未姫がいる。込山榛香の良くも悪くも場を搔き回すエネルギーにも期待ができる。他にもたくさん。この世代は類を見ない豊作。

それでもシングルのセンターというと未出であったのが、これまで。今回向井地美音が選ばれようやくという形だ。

これは否が応でも総選挙での結果にも期待が募る。

全ては繋がっているというか、選抜ボーダーで踏ん張っている高橋朱里などの負担を減らす意味でも、ヤング世代や48グループの先頭に立つ身としての責任を果たす意味でも期待大。

大和田南那の選抜落ちについて

一方で、向井地美音と同期の大和田南那が選抜に選ばれなかった。

向井地美音がセンターとなるこのタイミングで選抜から落としたのは、久しぶりに「よくぞ」と思った。嫌いで言ってるわけではなく。

大和田南那というと、とかく最近は「太った」と言われがちな印象もある。理にかなわない出来事が多いわりに、体型維持に関しては徹底して厳しいのが48グループ。ある意味その徹底ぶりも理にかなっていないもののひとつといえるが、とにかく体型問題で潮流が変わりだしていた。

ただ思うにそれは決め手に過ぎなかったのだろうなと。体型以上に彼女は多くのチャンスを取りこぼして今日まできてしまい、いまは加入当初の期待値を大きく下回っているのが実情。

個人的には、ルックスは圧倒的なものだと分かるし、場を搔き回す力もあって、彼女の価値は理解できる。それに年頃の女の子がふくよかになるのは仕方のないことで、メンバーの体型をとやかく言うのは高校卒業してからでもいいんでは?とは思う。

そう言いつつも、握手会での対応や公演などでのパフォーマンスは肯定するにはやや厳しいものがある。べつに、握手会が全てとはまったく思わないのだが、やはり土台ではあるので……。その土台を軽視すれば(or してるように見えれば)形勢が悪化するのは自然なこと。他に僕の知らない部分でも色々とあるのだろう。島崎遥香や入山杏奈はオイシイ時期に加入して大手事務所にも所属しているから許されるいわば特例ということだ。いまどきの若手じゃそうはいかないんだろうな。

大和田南那の立つセンター候補だとかエース候補といった道には、谷口めぐや川本紗矢、樋渡結依、上にも小嶋真子など、群雄割拠というよりビンの中にギュウギュウに詰められているといったほうがいいくらいだ。そうしたメンバーを扱いきれていないうちにも、大和田南那は別格に多くのチャンスを与えられてきた。

同期なら谷口めぐ以外に込山榛香もいる。有望なメンバーだ。諸々あって、もう大和田南那が15期の2番手としても推されとしても潮流が変わっていき、安泰とは言えなくなっていたことは多くの人が感じていたはず。

そんななか同期ツートップの片割れである向井地美音がセンターになり、かたや大和田南那は選抜落ち。

先にも言ったが「よくぞやった」と思ってしまった。このタイミングで落としたのはおもしろい。否が応でも自分と向き合わせたいんだなと。それは期待の表れであるし、同時に、運営方針的にこれでダメなら他の子に切り替えていくことだって念頭には置いてないとは言えない。

「メディア選抜」16名を予想

最後に今作のメディア選抜を予想してみようと思う。

先述した通り、「僕たちは戦わない」ではMVに参加したメンバーとそうでないメンバーに分けられ、前者が実質的にメディア選抜となっている。

今作もその形をとるかは不明だがせっかくなので考えてみたい。

「僕たちは戦わない」メディア選抜

まず「僕たちは戦わない」メディア選抜は以下の16名。

【AKB48】川栄李奈、小嶋陽菜、島崎遥香、高橋みなみ、横山由依、渡辺麻友、柏木由紀、加藤玲奈、木﨑ゆりあ、向井地美音

【SKE48】松井珠理奈、松井玲奈

【NMB48】山本彩

【HKT48】指原莉乃、宮脇咲良

【乃木坂46】生駒里奈

AKB48は10名、SKE48は2名、NMB48は1名、HKT48は2名、乃木坂46は1名。

現状ではここから川栄李奈、高橋みなみ、松井玲奈、生駒里奈の4枠が空いた。

残りはザッと見てもまぁ、今回もメディア選抜にいそうなメンバーなので、空いた4枠について考えてみることにする。

候補1:入山杏奈

「僕たちは戦わない」は辞退したものの、「唇にBe My Baby」からはしれっと選抜復帰しているので、今回もメディア選抜ではなかろうか。

太田プロ所属というのはやはり大きい。

候補2:北原里英

姉妹グループから最低ひとりとすれば、NGT48からは北原里英。

NGT48をカタチにせねばならないまさに頑張りどきということもあり、最近は連続して選抜入りしている。

候補3:峯岸みなみ

「唇にBe My Baby」から通常選抜に復帰しだしているので今作でも選抜はカタイかなと。

選挙順位は武藤十夢に及ばないもののアンダーガールズ内では高橋朱里、小嶋真子、岡田奈々といった面々より上。

高橋みなみ卒業後に残るオリメンである点も大きい。

候補4:高橋朱里

チーム4のキャプテンという損な役回りを課され負担が多い一方で、16人選抜にはいまだ選ばれたことがない。

高橋みなみが総監督就任後にソロの話を知らされたように、丁重に扱う気があればそろそろ選ばれるか。

候補5:武藤十夢

「ハロウィン・ナイト」で16人選抜入りしたものの、以後の2作は選ばれず。

次世代選抜がカップリング曲を歌う際に兒玉遥がセンターだったりと、順位に比べて序列は低い。

今回選ばれるにはあと一歩届かないようにも思えるが、選挙選抜であり峯岸みなみや他のアンダーガールズの候補者より順位は上ということでチャンスはある。

候補6:小嶋真子

大いに候補ではあるが、今の小嶋真子は、選挙選抜の武藤十夢や、運営がキャプテンの負担を背負わせている高橋朱里そっちのけに選抜入りさせてくるほどの熱量は運営にないのでは。

順位的にも2人の方が上回っている。

候補7:岡田奈々

小嶋真子に同じ。

その他

川本紗矢に関しては、間違いなく推されではあっても実はさほど過保護に扱われていないと思っている。

小嶋真子や岡田奈々といった面々と比べると氷の上といった感じ。

総選挙もまだランクインを果たせていないためメディア選抜抜擢は考えにくい。

兒玉遥は、実際扱いの良さは武藤十夢や高橋朱里よりも上だ。が、HKT48はおそらく指原莉乃と宮脇咲良の2名までになる。

および、(まぁ指原莉乃は別枠として)基本的に姉妹グループからは1名ずつになるだろうと思う。

なのでやはり基本的には上に挙げた7名のうちから4名がメディア選抜入りしてくると思う。

 

……諸々、以上。ながい記事書いちゃったわ……。