米兵事件で沖縄県議会が抗議決議と意見書
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アメリカ軍の兵士が、今月、那覇市のホテルで女性に乱暴したとして逮捕された事件を受けて、沖縄県議会は、アメリカ軍による再発防止の教育が機能していないとして、日米両政府に対し、実効性のある教育の仕組みを作るよう求める抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
今月13日、沖縄県名護市にあるアメリカ海兵隊の基地、キャンプシュワブに所属する海軍の1等水兵が、那覇市のホテルで観光客の女性に乱暴したとして逮捕されました。
事件を受けて、沖縄県議会は22日、臨時の本会議を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
抗議決議と意見書では、「事件・事故が発生するたびに綱紀粛正と再発防止に向けた教育を徹底するよう強く抗議してきたにもかかわらず、事件が発生したことは、アメリカ軍における再発防止の取り組みや教育が機能していないと言わざるをえない」と厳しく非難しています。そのうえで、兵士などを対象に休暇の際の行動調査を行い公表するとともに、日米両政府に対し、沖縄県の提言を受けて実効性のある教育と規制の仕組みを作るよう求めています。
沖縄県議会は、抗議決議と意見書を今週中に日米両政府とアメリカ軍に届ける方針で、今回初めて、事件を起こした兵士が所属する基地だけでなく、県内の主な基地すべてにも送ることにしています。
事件を受けて、沖縄県議会は22日、臨時の本会議を開き、抗議決議と意見書を全会一致で可決しました。
抗議決議と意見書では、「事件・事故が発生するたびに綱紀粛正と再発防止に向けた教育を徹底するよう強く抗議してきたにもかかわらず、事件が発生したことは、アメリカ軍における再発防止の取り組みや教育が機能していないと言わざるをえない」と厳しく非難しています。そのうえで、兵士などを対象に休暇の際の行動調査を行い公表するとともに、日米両政府に対し、沖縄県の提言を受けて実効性のある教育と規制の仕組みを作るよう求めています。
沖縄県議会は、抗議決議と意見書を今週中に日米両政府とアメリカ軍に届ける方針で、今回初めて、事件を起こした兵士が所属する基地だけでなく、県内の主な基地すべてにも送ることにしています。