Appleのイベントが行われ、噂になっていた4インチiPhone「iPhoneSE」が発表された。SEは「SmallEdition」の略なんだろうか。
総合的には、事前のリーク通りの端末だといえるだろう。もはや、iPhoneにとって秘密など無いのだ。
画面サイズはiPhone 5sと同じく4インチ。カラーはシルバー、ゴールド、スペースグレー、ローズゴールドの4色展開と、現行iPhoneと同じになった。カメラはリアが1200万画素で4K動画にも対応、3DTouchには非対応。
重要:NFCは搭載しているので、ApplePayは使えます。複数メディアでApplePayは使えないとなっていましたが、使えます。
スペック的には容量が16GBと64GB、サイズはiPhone5sとほぼ同じ。ディスプレイに関しては、下記にAppleの公式から引用すると…
Retinaディスプレイ
4インチ(対角)LEDバックライトワイドスクリーンMulti‑Touchディスプレイ
1,136 x 640ピクセル解像度、326ppi
800:1コントラスト比(標準)
最大輝度500cd/m2(標準)
フルsRGB規格
耐指紋性撥油コーティング
複数の言語と文字の同時表示をサポート
と、なっている。
CPUにはiPhone6sと同じA9チップを搭載。
カメラに関しては、また公式から引用すると…
12メガピクセルiSightカメラ(1.22ミクロンのピクセルを使用)
Live Photos
Focus Pixelsを使ったオートフォーカス
True Toneフラッシュ
パノラマ(最大63メガピクセル)
写真の自動HDR
露出コントロール
バーストモード
タイマーモード
ƒ/2.2の開口部
5枚構成のレンズ
ハイブリッド赤外線フィルタ
裏面照射型センサー
サファイアクリスタル製レンズカバー
自動手ぶれ補正
強化されたローカルトーンマッピング
強化されたノイズリダクション
顔検出
写真へのジオタグ添付
てな感じ。
動画撮影に関しては、以下の様な感じ。
4Kビデオ撮影(3,840 x 2,160、30fps)
1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)
True Toneフラッシュ
1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
映画レベルのビデオ手ぶれ補正(1080pと720p)
連続オートフォーカスビデオ
強化されたノイズリダクション
4Kビデオの撮影中に8メガピクセルの静止画を撮影
再生ズーム
3倍ズーム
顔検出
ビデオへのジオタグ添付
インカメラであるFaceTimeカメラは以下の通り
1.2メガピクセルの写真
720p HDビデオ撮影
Retina Flash
ƒ/2.4の開口部
写真の自動HDR
裏面照射型センサー
露出コントロール
強化されたローカルトーンマッピング
顔検出
タイマーモード
バーストモード
総じて、iPhone5sのボディにiPhone6sの機能を詰め込んだ感じ。ただ、3DTouch非搭載とTouchIDを前世代のものにすることで、コストを抑えたという印象。
アップルストアでの価格は16GBで52800円。64GBで64800円。iPhone6sよりも3万円近くやすいと考えると、新興国向けとも考えられるけど、4インチという手頃な大きさを求める女子や、その他の人々も食指が動くモデルであることは間違いない。
他にも9.7インチのiPadProが出たり、AppleWatchの新バンド「ウーブンナイロン」が発表されたり、iOS9.3がトゥデーイ!だったり、色々発表されたが、全体としてこじんまりとしたものだったといえるだろう。
iPhoneSEの予約は3月24日から。発売は3月31日から。日本の企業じゃないので、新入学シーズンとか何も考えてくれませんな。
というわけで、本日発表されたiPhoneSEのいまわかっている情報でした。