民進党、英語表記「間抜け」を回避 「難民」の略語と同じに

2016.03.19

新党協議会に臨む民主党の岡田代表(左)と維新の松野代表=18日
新党協議会に臨む民主党の岡田代表(左)と維新の松野代表=18日【拡大】

 民主党と維新の党が合流する新党「民進党」の英語表記が「The Democratic Party(DP)」に決まった。当初、「Democratic Innovation Party(DIP)」という提案もあったが、「DIP」は米俗語で「間抜け」の意味があるため、回避したようだ。ただ、「DP」にも意外な略語があって…。

 民主党の岡田克也、維新の党の松野頼久両代表らは18日、国会内で新党協議会を開いた。綱領案には、党代表のリコール制度や、「原発に頼らない社会を目指す」などの表現が盛り込まれた。

 注目されたのは英語表記だった。

 維新の江田憲司前代表は「DIP」の採用を求めたが、インターネット上で「DIP」には米俗語で「間抜け」という意味があるとして話題となった。民主党側には現在の「The Democratic Party of Japan(DPJ)」の継続使用を求める声が強かった。

 結局、双方の中間的な表現に落ち着いたようだが、ネットの英和辞典で「DP」をひくと、略語として「Displaced person」とあり、「(戦争などによって故国を失った)難民、流民」と出てきた。

 「政界の難民」にならなければいいが…。

 

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