青森~北海道 JRの特急と夜行急行 最後の運行
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北海道新幹線の開業に伴って廃止になる青森と北海道を結ぶJRの特急と夜行急行の最後の列車が21日夜、青森と函館をそれぞれ出発し、鉄道ファンなど多くの人たちが別れを惜しみました。
最後の運行となったのは昭和63年の青函トンネルの開業から青森と札幌を結ぶ夜行急行として運行されてきた「はまなす」と、青森と函館を結ぶ特急、「白鳥」と「スーパー白鳥」です。
このうち、「スーパー白鳥」の始発駅の新青森駅には21日夜、およそ200人の鉄道ファンなどが詰めかけ、午後7時47分に最後の列車が駅長の合図に出発すると「ありがとう」などと別れを惜しむ声が上がりました。
また、「はまなす」の始発駅の青森駅にはおよそ800人が集まり、午後10時18分、津軽海峡冬景色のメロディーが流れるなか、最後の列車が出発すると一斉にカメラで撮影し大きな拍手も上がりました。
静岡県から訪れたという夫婦は「朝早く札幌に着いたとき感じた冷たい空気が2人の思い出です。廃止になってしまうのはとても寂しいです」と話していました。
一方、函館駅には特急「スーパー白鳥」の最後の姿を見届けようと大勢の人が訪れました。21日午後7時32分に新青森行きの上り最終「スーパー白鳥98号」が出発すると、父親に肩車された6歳の男の子は自分が書いた絵を掲げながら列車を見送りました。
また、午後9時54分に下り最終「スーパー白鳥27号」が定刻どおり函館駅に到着すると、乗客などが先頭車両のヘッドマークや側面の行き先表示を撮影していました。函館市の小学6年の男子児童は「函館と木古内を往復した。何回も乗っているので思い出があふれてきた。なくなるのはとてもさみしいが、北海道新幹線も楽しみにしています」と話していました。
青函トンネルは「はまなす」を最後に在来線のすべての旅客列車の運行が終わり、今月26日の北海道新幹線の開業の準備のため設備の切り替え作業が行われます。
このうち、「スーパー白鳥」の始発駅の新青森駅には21日夜、およそ200人の鉄道ファンなどが詰めかけ、午後7時47分に最後の列車が駅長の合図に出発すると「ありがとう」などと別れを惜しむ声が上がりました。
また、「はまなす」の始発駅の青森駅にはおよそ800人が集まり、午後10時18分、津軽海峡冬景色のメロディーが流れるなか、最後の列車が出発すると一斉にカメラで撮影し大きな拍手も上がりました。
静岡県から訪れたという夫婦は「朝早く札幌に着いたとき感じた冷たい空気が2人の思い出です。廃止になってしまうのはとても寂しいです」と話していました。
一方、函館駅には特急「スーパー白鳥」の最後の姿を見届けようと大勢の人が訪れました。21日午後7時32分に新青森行きの上り最終「スーパー白鳥98号」が出発すると、父親に肩車された6歳の男の子は自分が書いた絵を掲げながら列車を見送りました。
また、午後9時54分に下り最終「スーパー白鳥27号」が定刻どおり函館駅に到着すると、乗客などが先頭車両のヘッドマークや側面の行き先表示を撮影していました。函館市の小学6年の男子児童は「函館と木古内を往復した。何回も乗っているので思い出があふれてきた。なくなるのはとてもさみしいが、北海道新幹線も楽しみにしています」と話していました。
青函トンネルは「はまなす」を最後に在来線のすべての旅客列車の運行が終わり、今月26日の北海道新幹線の開業の準備のため設備の切り替え作業が行われます。