オバマ米大統領がキューバ到着、「歴史的な訪問」－現職では88年ぶり

2016/03/21 09:58 JST

　　　　（ブルームバーグ）：　　オバマ米大統領は20日、キューバの首都ハバナに到着した。現職の米大統領としては88年ぶりの訪問となる。

大統領専用機「エアフォースワン」は現地時間午後４時19分（日本時間21日午前５時19分）ごろにホセ・マルティ国際空港に到着。オバマ大統領は家族と共にロドリゲス外相らの出迎えを受けた。公式の歓迎式典を前にハバナ旧市街の視察を予定し、21日にはカストロ国家評議会議長との会談に臨む。大統領は2015年に再開された米大使館の職員に対し、「これは歴史的な訪問であり、歴史的に残る重要な機会だ」と語った。

オバマ大統領のキューバ訪問には民主、共和両党議員のほか、新たなビジネスの機会をうかがう企業幹部らが同行。２日間の滞在中、大統領は現地の反体制派や企業家、カトリック教会のオルテガ枢機卿との面会のほか、米大リーグのタンパベイ・レイズとキューバ代表チームとの野球の親善試合の観戦も予定している。

原題：Obama Arrives in Havana to Cement Thaw in Cuba Relations (2)（抜粋）

記事に関する記者への問い合わせ先：ﾜｼﾝﾄﾝ Margaret Talev mtalev@bloomberg.net;ﾜｼﾝﾄﾝ Mike Dorning mdorning@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先： Joe Sobczyk jsobczyk@bloomberg.net Alex Wayne, Ros Krasny

更新日時: 2016/03/21 09:58 JST