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トップ > ニコ生カテゴリ > Niconico Live Encoder > こんなときは / 2015年12月08日 (火) 02時04分42秒

ニコ動 YouTube ニコ生 ライブ配信




目次



画質を向上させたい


画質が悪くなるのは不可避


  • 画質がよくない、高画質にしたいという場合、前提として重要なポイントがふたつあります。それは、 もとの映像より画質が劣化するのは絶対に避けられない という点、および 動きの激しい映像ほど画質が悪くなりやすい という点です。

  • ニコニコ生放送で モザイクのようなノイズ を見かけることがあると思いますが、あのノイズのことをブロックノイズといいます。ニコニコ生放送でブロックノイズを完全に防止するための方法はありません *1 。画質についてはある程度妥協する必要があります。「NLEを使えば高画質配信できる」という表現は、 「NLEを使えば『かんたん配信』よりは低画質になりづらい」という程度に理解しておきましょうニコニコ生放送で画質をいつまでも追求するのは無駄 です。


▲高画質に見える映像であっても、実際はオリジナルより劣化しています。

NLEでの設定


「画質重視」にする


  • 「基本設定」タブで、「 画質 」のスライダーを「画質重視」のほうに動かします。右にスライダーを移動するほど高画質になりますが、その反面で動きの滑らかさが失われてカクカクします。静止画像を見せつつ雑談する配信であれば、スライダーは最右端でかまいません。しかし、そうでないかぎり中間あたりから「コマ数重視」のあいだにスライダーを移動しておきましょう。

解像度を変更する


  • 「基本設定」タブで、「 解像度 」を「512x384」「512x288」「640x480」「640x360」などを選択すれば画質がシャープになる場合があります。ただ、大きな解像度にするほど CPU に負荷がかかりやすくなるので、PCのスペックによっては映像がカクカクするかもしれません。通常は「512x384」または「640x360」にします。これを超えて解像度を大きくしても意味がありません。

プリセットを変更する


  • NLEでは、事前に用意された画質設定( プリセット )を変更することで高画質にすることができます。まずNLEによる配信を停止し、「詳細設定」タブを開きます。つぎに、 「プリセット」で「標準」を、「CPU負荷」で「高負荷高画質」または「より高負荷高画質」をそれぞれ選択 します。ただ、この設定はPCのスペックによっては動作が重くなるかもしれません。


  • プリセットは自分で作成することができます。プリセットの作成方法(書き方)がわからないのであれば、 インターネット上で配布されているNLE用プリセット を使用することも可能です。これらの場合、プリセットを適用する方法は以下のとおりです。

  1. NLEを終了しておく。
  2. 「スタート」ボタンをクリックする。
  3. 検索ボックスに「%appdata%」と入力する。
  4. 「Roaming」が表示されるので、これをクリックする。
  5. 「niwango, inc」→「nicoliveenc」の順にダブルクリックする。
  6. 「presets」という名前でフォルダを作成する。
  7. 「presets」フォルダ内にプリセットファイルをコピー&ペーストする。
  8. NLEを起動して「詳細設定」タブを開き、「プリセット」で任意のプリセットを選択する。

プレビュー画面で映像のサイズを小さくする


  • NLEのプレビュー画面で映像を小さくすることで、映像のアラがめだちにくくなります。余った箇所は真っ黒になりますが、テキストや画像などを入れておけばよいでしょう。


▲空白の部分(白色で囲った部分)には適当な情報を入れます。画像は、PS3版『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(カプコン)より。

音質を下げる


  • NLEの設定で音質を下げ、そのぶん画質を上げる方法です。まずNLEによる配信を停止し、「詳細設定」タブを開きます。つぎに、「 品質ビットレート 」で「モノラル48k」または「モノラル64k」を選択します。この方法の場合、音質が犠牲になりますので、通常はお薦めしません。

その他、細かいテクニック


動きの少ない映像に変更する


  • 動きの少ない映像、または動きがない静止画像などは高画質で配信できます。 動きの激しい映像は画質がどうしても悪くなります。 これは、高ビットレートを映像に割り当てられないニコニコ生放送の仕様上、どうしようもありません。そこで、割りきって動きの少ない映像を配信するようにすれば高画質配信になります。

サービスタイムを狙う


  • ニコニコ生放送では、2時~19時30分のあいだはサービスタイムといい、この時間帯は特典の一つとして画質をよくすることができます。


文字が潰れて読みづらい


  • 画面キャプチャー 時に文字が潰れたり、かすれたりして、視聴者に「 文字が読みづらい 」といわれた場合は、「解像度」と画面キャプチャーの取り込み範囲を合わせてください *2 。ほかの対処法としては、スクリーンキャプチャーの映像ソース上で右クリックして設定ダイアログを開き、「テキスト向け高品質リサイズを行う」にチェックを入れる方法もあります。

文字が読みやすい設定 文字が読みづらい状態


PCの動作が重く、映像がカクカク動く


PCに合った設定にしよう


  • PCの環境によっては、 NLEでの配信時にPCの動作が重くなる ことがあるかもしれません。それはPCに大きな負荷がかかっているということであり、ライブ配信中は動きの一部が省略されて カクカクした映像 になります。PCの負荷を下げるには以下のような対処法があります。いずれかの方法を試してみてください。

NLEの設定変更


  1. 「基本設定」タブで「解像度」を「320x240」または「320x180」にする(ただし画質は落ちる)。
  2. 「基本設定」タブで「画質重視」にする(ただし、映像はカクカクする)。
  3. 画面キャプチャー 時は取り込み範囲を小さくする。
  4. 画面キャプチャー時は、映像ソース上で右クリックして「テキスト向け高品質リサイズを行う」をOFFにする。
  5. 画面キャプチャー時、「詳細設定」タブで「このアプリをレイヤードウィンドウで描画する」をOFFにする。
  6. Windows Vista/7の場合、「詳細設定」タブで「起動中にAeroをOFFにしない」をOFFにする(Windows Aeroが無効になる)。
  7. 「基本設定」タブで不要な映像ソースを削除する。
  8. 「詳細設定」タブで「プリセット」を「低遅延」に、「CPU負荷」を「より低負荷低画質」にそれぞれ変更する(ただし画質は落ちる)。
  9. 「基本設定」タブの「追加」→「メディアファイル」で動画を流すときは、映像ソース上で右クリックして「インターレースを強制解除」をOFFにする。
  10. ゲーム配信の場合は、 DirectXキャプチャー を使用してみる。

解像度、ゲーム画面などの設定変更


  1. TVゲームの場合は、 キャプチャーソフト で解像度の設定を下げる。
  2. TVゲームの場合は、キャプチャーソフトのフルスクリーンモードを解除する。
  3. PCゲームの場合は、ゲームのグラフィックス設定や グラフィックボード の設定を変更する(詳細は こちら )。
  4. PCゲームの場合は、ゲームのオプション設定でフルスクリーンモードを解除する。

その他


  1. 不要なアプリケーションはすべて終了する。
  2. アマレコTV ライブ機能 を使用している場合は、「グラフ 3(ライブ)」タブで「リサイズ(縮小専用)」を「320x240」または「320x180」にする。
  3. アマレコTVのライブ機能を使用している場合は、「グラフ 3(ライブ)」タブで「フレームレートの目安」を15fpsにする。

  • 以上の方法をすべて試しても症状が改善しない場合は、 PCのスペックが不足 しています。 CPU の性能不足が考えられるので、高性能なCPUを搭載したPCを使いましょう。PCゲームの場合はグラフィックボードの性能も重要です。ただ、 カクカクするからといって、必ずしもPCの性能が悪いというわけではありません 。上りの回線速度やニコニコ生放送の障害などが原因でカクカクすることもあります。また、NLEの「基本設定」タブで「画質重視」にすればカクカクします(仕様)。



映像に黒帯がつく、伸びる


  • この問題についての要点をまとめると、以下の4点に集約できます。NLEの設定では、「基本設定」タブにある「 アスペクト比 」および「 解像度 」が関係しています。

  1. 映像ソースが4:3の場合、4:3で配信するのがベスト。
  2. 映像ソースが16:9の場合、16:9で配信するのがベスト。
  3. 映像ソースが16:9の場合、4:3で配信した映像を視聴画面で見ると四方に黒帯が入る。
  4. 配信中に、NLEの「基本設定」タブで 「解像度」を変更した場合、配信者および視聴者がページ更新(または画面更新)しなければ設定が反映されない(映像が伸びる)

4:3の解像度の例 320x240 512x384 640x480
16:9の解像度の例 320x180 512x288 640x360

  • 解説が難しくて理解できなかった場合は、最初からNLEの「基本設定」タブにある「解像度」を「512x384」または「640x360」にしておき、配信中に変更しないようにしましょう。理解しておきたいのは、 黒帯が表示されるのは必ずしも異常ではない ということです。黒帯が表示されなければ、映像が不自然に伸びてしまうのです。



画面が真っ暗になる



  • それでも症状が改善されない場合は、 NLEおよびPCゲームの両方(または片方)を管理者として実行 してみてください。管理者として実行するには、プログラム上で右クリックし、「プロパティ」→「互換性」タブで 「管理者としてこのプラグラムを実行する」にチェックを入れます

  • また、同タブの 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ 、「Windows 7」を選択してみてください。そしてソフトを起動します。この場合も、やはり NLEおよびPCゲームの両方(または片方) で互換モードの設定を行います。ゲームキャプチャで真っ暗になる場合は、 PCゲーム自体を互換モードで起動する点が重要 です。


画面左上しかキャプチャーできない


  • 画面キャプチャー 時に、デスクトップ画面の左上部分しかキャプチャーできないという場合、以下のようにします。

  1. 「スタート」→「コントロール パネル」の順にクリックする(Windows 8.1/10の場合は「スタート」上で右クリック→「コントロール パネル」)。
  2. 「デスクトップのカスタマイズ」→「テキストやその他の項目の大きさの変更」の順にクリックする。
  3. 「小 - 100% (既定)」にする(Windows 8.1の場合は、スライダーをいちばん左に移動して「推奨サイズ」にする)。
  4. PCを再起動 する(必須)。


画面が暗い、明るくしたい


  • 画面が暗くて見えづらいという場合の対処法です。

ゲーム内のオプションで調整する


  • TVゲーム配信や、PCゲーム配信の場合は、ゲーム内のオプションで明るくすることができます。作品ごとに画面の明るさを変更するため、もっともお薦めの方法です。ただし、そのようなオプションがないゲームもあります。

NLEで調整する


  • NLEの設定で明るさを変更する方法です。NLEで配信する映像全般に影響します。

  1. NLEで映像ソースを追加する。
  2. そのソース上で右クリックし、「カラー」タブを開く。
  3. 太陽のアイコンと、白黒の円のアイコンの部分にあるスライダーで調整する。

ゲーム機の設定を変更する(HDMI接続時)


  • TVゲーム配信の場合で、なおかつ ゲーム機とキャプチャーボードをHDMI接続している場合 、ゲーム機の映像出力設定で階調レベルを変更します。

設定方法
PS4 1.「設定」→「サウンドとスクリーン」→「映像出力設定」→「RGBレンジ」の順に選択する
2.「フル」になっている場合は「リミテッド」に変更する
PS3 1.「設定」→「ディスプレイ設定」→「RGBフルレンジ(HDMI)」の順に選択する
2.「フル」になっている場合は「リミテッド」に変更する

ビデオカード、ディスプレイの設定変更


  • ノートPCや一体型PCの場合は、以下の方法でも画面を明るくできます。Windows 8.1の場合は、「スタート」ボタン上で右クリックして「電源オプション」をクリックすれば3の手順に進みます。

  1. 「スタート」→「コントロールパネル」の順にクリックする。
  2. 「ハードウェアとサウンド」をクリックする。
  3. 「電源オプション」の「画面の明るさの調整」をクリックする。
  4. ウィンドウ下側にある「画面の明るさ」を調整する。

  • デスクトップPCの場合は、ビデオカード側で画面の明るさを変更できます。たとえば、NVIDIAのビデオカードを搭載している場合は以下のようにします。

  1. デスクトップ画面上で右クリックする。
  2. 「NVIDIA コントロール パネル」を選択する。
  3. 左側のメニューから「デスクトップ カラー設定の調整」を選択する。
  4. 「NVIDIA の設定を使用する」を選択を選択する。
  5. 任意の設定にして「適用」をクリックする。

  • デスクトップPCの場合は、PCディスプレイの設定を変更して画面の明るさを変更することもできます。PCディスプレイのボタン操作で明るさとコントラストを調整してください。


BGM・マイク音量が小さい、大きい


Windows Vista/7/8/8.1/10


BGMの音量


  • Windows Vista/7/8/8.1/10の場合、「基本設定」タブの「音声設定」で「マイク」を選択し、かつ「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」にチェックを入れて配信している人が多いことでしょう。ステレオミキサー機能を使用せずに、BGMとマイク音声をミックスして配信する設定です。

  • この場合、 BGMの音量 はそのBGMを再生しているアプリケーションで調整します。たとえば、 キャプチャーソフト 、PCゲーム、iTunes、動画プレイヤー、Webブラウザなどのほうで音量を調整します。すると、 自分が聞いているBGMの音量が変化し、かつ視聴者に配信されるBGMの音量も同時に変化します

  • かりに、自分が聞いているBGMの音量は変更したくないけれども、視聴者に配信されるBGMの音量は変更したいという場合は、「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」の音量スライダーで音量を調整しましょう。このスライダーは、視聴者に配信されるBGMの音量を調整するためのものです。配信者自身には影響ありません。


マイクの音量


  • マイクの音量 は、BGMの音量よりも大きくなるように調整します。BGMの音量が大きすぎて、視聴者にマイクの音が聞こえづらいというのはよくあるケースです。ただ、マイクの音が大きすぎると音が割れます。

  1. NLEの「音声設定」の音量スライダーを最大にする。
  2. タスクトレイ(画面右下)にあるを右クリックする。
  3. 録音デバイス 」を選択する(「再生デバイス」ではない)。
  4. 「マイク」をダブルクリックする。
  5. 「レベル」タブで「 マイク 」がでないことを確認する。である場合は、アイコンをクリックしてにする。
  6. 「マイク」の音量を最大にする。
  7. マイク音量が小さい場合は、「レベル」タブで「マイク ブースト」をONにする。


  • じゅうぶんなマイク音量を確保できない場合は、 実況用PCマイク/マイクの音が小さい をご覧ください。ノイズを増幅せずにマイク音量を大きくしたいなら、 AT-MA2 のような単体の マイクプリアンプ を使用する方法がもっとも効果的です。マイクプリアンプは、マイクの音を大きくするための専用の装置です。


▲AT-MA2のようなマイクアンプを使うと、マイク音量を大きくできます。PCの外でマイクの音を大きくしているので、事実上ノイズを抑制可能です。

その他


  • 「基本設定」タブで「AmaRec Audio Capture」を選択している場合は、アマレコTV Liveをご覧ください。


PCの音やマイクの音を配信できない


  • PCの音やマイクの音を配信できない 場合、設定を見直す必要があります。最初にWindows Vista/7/8/8.1/10の場合について、 PCの音マイクの音 に分けて見ていきます。

Windows Vista/7/8/8.1/10の場合


PCの音


  • PCの音 を配信できない場合、「基本設定」タブで「 スピーカーキャプチャ設定(Vista以降) 」にチェックを入れましょう。その下にある 音量スライダーは、いちばん左側に移動してしまうとPCの音が視聴者に流れない ので、中央または中央から少し左のほうに移動しておきます。


  • また、 いったんNLEをコンパクトモードにし、スピーカーキャプチャーがOFFになっているのであればONにしてください 。環境によっては、フルモードでスピーカーキャプチャーがONになっているにもかかわらず、コンパクトモードではスピーカーキャプチャーがOFFになっている場合があります。


  • さらに、以下のようにして音量ミキサーを開き、NLEがミュートになっていないか確認します。

  1. タスクトレイ(画面右下)にあるを右クリックする。
  2. 音量ミキサーを開く 」を選択する。
  3. 「Niconico Live Encoder」のスピーカーアイコンがミュートになっている場合は、ミュートを解除 する。


▲NLEのミュートを解除した状態です。この状態で「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」にチェックを入れれば、PCの音が視聴者に配信されます。

  • それでもPCの音を配信できない場合は、互換モードがONになっている可能性があります。 互換モードをOFF にしてください。

  1. NLEのアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択する。
  2. 「互換性」タブを開く。
  3. 「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックを外す。
  4. 「OK」をクリックする。


マイクの音


  • マイクの音 を配信できない場合は、NLE「基本設定」タブの「デバイス」で「 マイク 」を選択します。通常、ここで表示される「マイク」はひとつだけですが、PCの環境によっては複数の「マイク」が表示される場合があります。 複数の「マイク」が表示されているにもかかわらず選択をまちがえると、マイクの音を視聴者に配信できない ので、気をつけましょう。


  • 「デバイス」で適切に「マイク」を選択したにもかかわらずマイクの音を配信できない場合は、 マイクの音が極端に小さい可能性 があります(またはBGMなどによってマイクの音がかき消されている)。以下のようにしてマイクの音を大きくしてください。

  1. BGMを流している場合は、いったん止める。
  2. タスクトレイ(画面右下)にあるを右クリックする。
  3. 録音デバイス 」を選択する(「再生デバイス」ではない)。
  4. 「マイク」をダブルクリックする。
  5. 「レベル」タブで「 マイク 」がでないことを確認する。である場合は、アイコンをクリックしてにする。
  6. 「マイク」の音量を最大にする。
  7. マイク音量が小さい場合は、「レベル」タブで「マイク ブースト」をONにする。


  • マイクにスイッチのON/OFFがある場合は、ONになっていることを確認してください。

アマレコTVの場合


  • アマレコTV ミキサー機能 を使用している場合は、「基本設定」タブの「デバイス」で「AmaRec Audio Capture」を選択します *3 。また、アマレコTVおよびWindowsのほうでも適切に設定する必要があります。詳細は、アマレコTV Liveをご覧ください。


音が響く、繰り返される


  • 以下のような対処法があります。

  1. 放送画面のスピーカーをミュートにする。
  2. Windows Vista/7/8/8.1/10の場合で、かつ「基本設定」タブの「デバイス」を「ステレオ ミキサー」「再生リダイレクト」などにしている場合は、「スピーカーキャプチャ設定(Vista以降)」をOFFにする。
  3. Windows 7/8/8.1/10の場合は、「このデバイスを聴く」機能をOFFにする(詳細は こちら )。
  4. マイクミュートを解除している場合は、マイクをミュートにする(詳細は こちら )。ただし、ステレオミキサー機能を使用している場合は、マイクをミュートにするとマイクの音は出なくなる。
  5. アマレコTV ミキサー機能 を使用している場合は、「グラフ 3(ライブ)」タブの「ビデオキャプチャ音のループバックを防ぐ」をONにする。
  6. ヘッドフォンを使用する。


Skypeの通話音を入れたい


  • PCの音を配信できる状態であれば、Skypeの通話音(通話相手の声)も配信されます。したがって、NLEのほうで設定を変更する必要はありません。


  • Skypeなどの細かな設定については、下記ページをご覧ください。

        詳細は、Skypeの利用を参照


配信を録画したい


  • 「詳細設定」タブの「配信時に録画を行う」にチェックを入れておくと、ライブ配信を録画します。録画ファイルの保存先は「参照」ボタンから変更可能です。また、録画ファイルは GOM PLAYER などのプレイヤーで再生できます *4 。「基本設定」タブにある「画質」や「解像度」を変更した場合、録画ファイルが分割されます。


自動で枠を取りたい


  • FME AutomatorNLEautostart を導入することによって、 自動で枠を取得 することができます。また、コメントビューアのアンコちゃんを使用している場合は、アンコちゃん用のプラグイン(にこなまえんこ)を入れることでも自動枠取りが可能です。

        詳細は、自動枠取りを参照



エラーが出てNLEを起動できない


  • Microsoft Visual C++ 2008 再頒布可能パッケージ(x86)および.NET Framework 3.5 Service Pack 1をインストールします。Microsoft Visual C++ 2008がイントールされていない場合、NLEを起動時に「このアプリケーションのサイド バイ サイド構成が正しくないため、アプリケーションを開始できませんでした。詳細については、アプリケーションのイベント ログを参照するか、コマンド ライン ツール sxstrace.exeを使用してください。」と表示されます。


SCFH DSFを使用したい


  • NLEには画面キャプチャー機能があるので、SCFH DSFを使用する必要はありません。ただ、設定は煩雑になりますが、SCFH DSFを使うことは可能です。方法は以下のとおりです。

  1. 「追加」→「WEBカメラ」の順にクリックする。
  2. 「SCFH DSF」を選択する。
  3. SCFH DSFを起動する。
  4. 表示された「Select process」ウィンドウで「Nicoliveenc.exe」を選択する。
  5. 「OK」をクリックする。
  6. NLEの「SCFH DSF」上で右クリックし、「設定」→「Video Capture」の順にクリックする。
  7. 「Width」と「Height」に適切な数値を入力する *5
  8. 「Framerate」が「30.000」に設定されていることを確認する *6
  9. NLEに表示されている 「SCFH DSF」を選択して「削除」をクリック し、1~5を繰り返す。

  • 最後の9が必要なのは、これを行わないと6~8での設定が反映されないからです。


音質をよくしたい


NLEの設定を変更しよう


  • 「詳細設定」タブを開き、「品質ビットレート」を「ステレオ152k」にします。ただし、音質をよくしたぶん画質が悪くなります。静止画像を配信するような場合を除き、この設定はお薦めしません。

マイクと口元との距離・角度を調整しよう


  • マイクと口元の距離は、近すぎても遠すぎてもいけません。適切な距離を維持するようにします。マイクと口元の角度も重要です。

        詳細は、 PCマイクの選び方 を参照

マイクを変更しよう



        詳細は、PCマイクの製品例を参照

サウンドカードを導入しよう


  • サウンドカード/USBオーディオ とよばれる周辺機器を導入する方法です。製品によっては、マイクの音にエコーをかけたり、声を変更できる機能を搭載したものもあります。お金はかかりますが、配信の音質をよくするうえではスタンダードな部類に入る方法でしょう。

製品名 Sound Blaster
X-Fi Go! Pro r2
Sound Blaster
X-Fi Surround 5.1 Pro r2
Sound Blaster
Digital Music
Premium HD r2
価格
PCとの接続方法 USB 1.1 USB 2.0 USB 2.0
BGM+マイク
マイクにエコー ×
ボイスチェンジャー × ×
マイクブースト
5.1chサラウンド × ×
バーチャルサラウンド
こちら こちら こちら
備考 ・声にエコーをかけられる
・簡単にボイチェン可能
・拡張性が高い
・リモコン付属
・再生品質の向上に
ダイナミックマイク OK

オーディオインターフェースを導入しよう


  • さらに高音質を追求する場合は、オーディオインターフェースを導入する方法があります。 オーディオインターフェース というのは、音楽制作や「歌ってみた」動画で使われるようなPC周辺機器のことです。 使用できるマイクも、歌番組やPVで見かけるような本格的なもの になります。一般的にPC用マイクは使用できません。


  • オーディオインターフェースを使用することで、本来の音をきちんと表現できるようになります。高音質で音を再現するための設計がしっかりしているからです。ただ、知識とお金が必要になるので、事前に情報収集を欠かさないようにしましょう。

        詳細は、オーディオインターフェースを参照

Steinberg
UR12
YAMAHA
AG03-MIKU
TASCAM
US-366
QUAD-CAPTURE
UA-55
価格
特長 ・コスパがよい ・リバーブ使用可能
・直感的な操作
・正確にはミキサー
・リバーブ使用可能
・エフェクトが充実
・高品位マイクプリ
・バランスのよい性能
PCとの接続 USB 2.0
接続可能なマイク ・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
・PCマイク(3.5mm)
・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク
ループバック機能 対応
こちら こちら

マイクブーストをOFFにしよう


  • マイクブースト を使用するとノイズが大きくなります。したがって、高音質をめざすのであればマイクブーストはOFFにしましょう。ただし、マイクの音は小さくなります。そのため、マイクブーストはあまり使いがってはよくありません。

マイクアンプを導入しよう


  • マイクアンプ (マイクプリアンプ)という周辺機器を使用すると、 ノイズ対策しつつマイクの音を大きくできます 。マイクブーストを使用する場合よりノイズを抑えられるため、マイクの音質の違いに驚くことでしょう。単体のマイクアンプを使用している人は少ないかもしれませんが、効果は絶大なものがあります。

        詳細は、AT-MA2の使い方を参照



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*1 しいていえば、静止画像だけを延々と見せる配信にすればブロックノイズを防ぐことができます。しかし、そのような配信をするケースはあまり多くありません。

*2 たとえば、「解像度」で「512x384」を選択していたとします。この場合、まずは「追加」→「画面キャプチャー」の順にクリックします。赤い十字線が表示されるので、十字線のすぐ横にある数字に注目します。この数字が「512 x 384」になるように画面をドラッグしましょう。もし「解像度」で「640x360」を選択した場合は、十字線の横の数字も「640 x 360」になるように画面をドラッグします。なお、文字の読みやすさはニコニコ生放送の再生画面上で確認するか、NLEをフルモードにしてNLEのプレビュー画面上で確認してください。

*3 アマレコTVを使用していても同ソフトのミキサー機能を使用しない場合は、「AmaRec Audio Capture」を選択する必要はありません。

*4 Windows 7であれば、Windows Media Playerでも動画を再生可能です。

*5 「Width」と「Height」に入力する数値は、画質的にはSCFH DSFの「サイズ」と同じ数値を入力するのがベストです。たとえば、SCFH DSFの「サイズ」が512x384であるなら、「Width」には512、「Height」には384と入力したほうが色がにじみにくくなり、文字が読みやすくなります。

*6 ここで設定したフレームレートで配信することになります。CPU負荷を下げたい場合は、「Framerate」を15に落としてください。




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