Bros.Fes.'97 
Table of Contents 

結果発表(TOP PAGE)
実行委員長挨拶
基本実施要項
審査方法
大会裏話

各校作品発表
室蘭工業大学放送研究会
北海学園大学放送研究会
釧路公立大学Visions
北海道教育大学函館校LABS
藤女子大学放送研究会
札幌国際大学放送部

写真館

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全道放送サークル合同発表会
Baros.Fes.'97

 釧路公立大学Visionsよりごあいさつ
釧路公立大学Visions
釧路公立大学Visions
新関純也

 釧路から来ました、釧路公立大学放送研究部Visionsです。
 札幌という処はすごく暑いところでして、われわれ釧路人にとりましては、すごく過ごしにくい場所です。 昨日は雨が降っていて気温も高くなかったので割と過ごしやすかったのですが、 今日はとても暑くて最初っから汗かきっぱなしで大変です。
 我々Visionsなんですけれども、映像中心に活動しております。 過去に音声もやったことがあるんですが、現在は映像中心です。
 放送研究部といいましても、普段はそこら辺のサークルと変わらず、 ドライブに行ったり、たまに酒を飲みに行ったり、 放送ですかいろいろなものを取り上げるので、いろいろなことをやっています。
 今年は釧路公立大学開学10周年ですので、こちらの方の記念作品を中心に作っていこうかと思っております。

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 作品発表 霧・中・人

 パンフレット

霧・中・人
〜釧路公立大学学校紹介ビデオ〜
  1997年度版


制作・著作 釧路公立大学放送研究部Visions

 道東の夜明けは早い。夏は朝3時頃に朝日が昇り、霧が深くなることが多い。 そんな釧路の地に10年前、釧路公立大学は誕生した。 学生である我々の視点から、雄大な釧路湿原に囲まれた校舎の中で、キャンパスライフを夢中に過ごす学生たちの姿を描いてみようと思った。

制作スタッフ

制作統括新関純也
構成根津宗宏立花嗣大三橋巧
撮影 根津宗宏新関純也池本幸洋長谷川雅一
編集新関純也根津宗宏
音楽関元聡
撮影助手池本幸洋立花嗣大三橋巧高橋孝達
構成助手佐々木裕一上山寿康音楽助手小山篤史
テロップ三橋巧宝泉麻美車両立花嗣大
取材池本幸洋立花嗣大Visionsロゴ関元聡
制作事務高橋孝達長谷川雅一
制作顧問村山康宏(釧路公立大学教授)
ナレーション関元聡
る夜の出来事。
スタジオに自分はいた。このビ

デオの仕事をしていたような気がする。
「ここの素材まだな
い、このつなぎノイズ入ってる、テロップ違う、………。」

  はっ…として、目を覚ます。        ここはどこ?
  漆黒の中で必死に明かりをさがす。   闇を一条の白い人工的な明かりが切り裂く。
「夢…?」 ふと時計に目をむけると、3:00すこし過ぎをさしている。もちろんA.M.だ。
再び睡眠に入ろうと、明かりに手を伸ばす…。
(だが、次の瞬間から本当
  の災難に巻き込まれていくことを、その時の彼は知る由もなかった。)
……どれだけの時間がすぎたろうか?たぶんほんの一瞬だったと思う。 もはや彼のもとに暗闇が訪れることはなかった。 カーテンが、部屋の中が…明るい。

やはり道東の夜明けは早い。
その日の彼の一日が、どれほど長くつらいものであったかは、いうまでもない

    [注意]
  • 所々妙な空白がありますが、作者の意向であり、落丁ではありません。
  • 直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しいところに保管して下さい。
  • 閲覧後は、自動車などの運転をしないで下さい。
Written by MOTO


3年生 1年生 制作統括 新関純也
3年生 1年生 制作統括 新関純也

 あらすじ
 広大な湿原に囲まれた釧路市。この釧路市に10年前開校した「釧路公立大学」を新入生向けに紹介する映像作品。
 今回は、それをBros.Fes.'97仕様に再編集して発表しました。
 釧路の大自然と大学で学生生活を謳歌する映像がふんだんに盛り込まれた作品です。

 評価

学校名作品名種別 順位合計得点代表審査一般審査
釧路公立大学霧中人映像作品 659.555.54


 Visionsより 開催後のメッセージ

 今回の作品は、「学校紹介という形をとりつつ、道東の自然をも紹介することで、 ワンダフルかつディープでネイチャリングな作品にしよう!」という部員の総意により、 釧路が誇る雄大な自然を盛り込むことになった。 そして、去ること7月下旬、有志4名はレンタカーで取材を敢行した。 ただ、そこで私たちの「映像へのあくなき探究心」が「大学生の手による、遊覧飛行機からの道東の空撮」 という前例のない企画を生み出した。 この時のはやる気持ちは、徳川埋蔵金を追う糸井重里をもはるかに凌駕していた。 しかしこの企画は「料金」すなわちゼニという壁の前にもろくも崩れさった。 学生=貧乏という方程式は今も昔も同じである。結局、取材は地上撮影のみとなったが、 私たちの心の中に後悔はなかった。なぜなら、雄大な摩周ブルーを目の前にした時、 私たちは既に道東の自然に魅了されてしまったからである。 あまりの感動に、瞼を閉じるとジュディ・オングの「魅せられて」がとめどなく流れていた。
 こうしてこの作品は完成したのだが、最後に私たちは声を大にして言いたい。
 「道東の自然は、そして公立大Visionsは永遠に不滅です」と。

(文:Visions 池本幸洋)