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船橋オートレース場 65年の歴史に幕3月21日 18時53分
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赤字の拡大などを理由に廃止されることになっていた千葉県船橋市の船橋オートレース場で21日、最後のレースが行われ、開場から65年の歴史に幕を下ろしました。
船橋オートレースは、千葉県と船橋市が主催する公営競技で昭和25年に全国で初めて開催されたレースを前身とし、船橋市は「オートレース発祥の地」とも呼ばれています。
ピークの平成2年度には744億円を売り上げましたが、景気の低迷や娯楽の多様化で平成25年度の売り上げが全盛期の7分の1にまで落ち込むなど、赤字の拡大に歯止めがかからず、千葉県と船橋市は今年度末での廃止を決めていました。
最終日の21日は12レースが行われ、訪れた大勢のファンが選手たちに声援を送っていました。
このあと行われた閉場式では最終レースで優勝した地元の永井大介選手があいさつし「船橋オートレース場がなくなるのは大変残念ですが、このような温かいファンの皆さんに囲まれて幸せでした」とあいさつしました。
そして選手たちが観客への感謝の気持ちを込めてコースを一周していました。長年、オートレース場に通い続けたという65歳の男性は「経営難で廃止はしかたないが、さみしいのひと言。選手たちにはほかの競技場での活躍を願っています」と話していました。
ピークの平成2年度には744億円を売り上げましたが、景気の低迷や娯楽の多様化で平成25年度の売り上げが全盛期の7分の1にまで落ち込むなど、赤字の拡大に歯止めがかからず、千葉県と船橋市は今年度末での廃止を決めていました。
最終日の21日は12レースが行われ、訪れた大勢のファンが選手たちに声援を送っていました。
このあと行われた閉場式では最終レースで優勝した地元の永井大介選手があいさつし「船橋オートレース場がなくなるのは大変残念ですが、このような温かいファンの皆さんに囲まれて幸せでした」とあいさつしました。
そして選手たちが観客への感謝の気持ちを込めてコースを一周していました。長年、オートレース場に通い続けたという65歳の男性は「経営難で廃止はしかたないが、さみしいのひと言。選手たちにはほかの競技場での活躍を願っています」と話していました。