どうも!管理人です!
今回は超!久しぶりにミスチルの楽曲記事です。
前回の『Drawing』が去年の12月だから、随分と空いたなー。
昨年9月に終了したスタジアムツアー「Mr.Children Stadium Tour 2015 未完」のファイナル公演の直前に生まれたそうで、
ではでは、今回も歌詞を追っていきましょう( ^^)
【以下、考察】
人生は迷ったり悲しんだりの連続です。
色んなことをうやむやにしてはっきりさせなかったり、決断せずに先送りしたり。
そんなこともあると思います。
選ぶってことは、片方の道を切り捨てるってこと。
そんなに簡単にはいきませんよね。
本当はこのままじゃいけないんだろうけど、時々いいこともあったりして。
仕事で褒められたり、好きな人と話せたり。
そんな風にたまに笑顔になれるから、前を向いて、希望を捨てないでいられるのでしょう。
物事には必ず終わりがあります。
それは良いことでも、辛く悲しいことでも、同じです。
ずっとそれが続くことはありません。
“祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり”という言葉があります。
平家物語の冒頭部分ですが、あらゆるものは生じそして滅するのです。
このことわりを「諸行無常」といいます。
私たち自身、動物や草木、私達の住むこの環境の世界はとどまることなく生まれ、やがて消えていくということの繰り返しです。
それを、空高く舞い上がったボールに例えて、伝えようとしているのでしょうか。
人の感性や想いも、常に変化し続けています。
子供のころは平気で触れた虫や草木を大人になって触れなくなったり。
逆に嫌いだった野菜なんかを好きになったりする。
でも、それは良いことでもあり、悪いことでもあるんですよね。
ただ、その変化を受け入れることが大事です。
仕事や家事や、日常に追われている私たち。
変わり映えの無いように見える日々だとしても、少しずつ変化しています。
その結果、泣いてしまうこともあります。
でも、悲しいことだって永遠には続きません。
泣き顔と笑顔。
それを繰り返して、僕らは歩いていく。
今日をまた、歩いていくのでしょう。
『忙しい僕ら』感想
聴いてみてまず思ったのは
「なんか常套句っぽいぞ!!」
ってこと。
未発表曲をツアーで演奏するあたりも同じだし、曲の柔らかな雰囲気も同じ感じですよね。
歌詞で特に印象的なのは
「泣いて 泣き止んで また泣いて 笑って」
というフレーズ。
結局は笑うわけだけど、何度も泣いているわけで、もの悲しいイメージが付いちゃいますね。
曲調もそんな感じだしね。
忙しい僕らっていうタイトルからも、過労死だったり貧困だったり、どこかで現代社会の問題を意識した内容になってるのかなーって気もします。
桜井さんの真意はわからないけど、そんな気がする。
変わっていくこと。変わること。
それは必ずしも否定されることじゃないし、そこから逃れることも出来ない。
人間の“老い”もそうですよね。
でも、子供にとってそれは“大人への成長”となる。
未完ツアーが終わってからも、新たなツアー「虹」が発表されました。
これからも変わり続けていく、成長し続けていくミスチルの決意や想いが込められたバラードなんじゃないかなって感じました。
では、今回はこんなところで。
おわり!
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