尖閣沖 中国海警局３隻が領海に侵入

3月19日 10時57分

１９日午前、沖縄県の尖閣諸島の沖合で、中国海警局の船３隻が日本の領海に侵入し、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。

第１１管区海上保安本部によりますと、１９日午前９時半すぎ、尖閣諸島の魚釣島の沖合で、中国海警局の船３隻が相次いで日本の領海に侵入しました。３隻は、午前１０時現在、魚釣島の西北西およそ１８キロの日本の領海を航行しているということで、海上保安本部が直ちに領海から出るよう警告を続けています。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船が領海に侵入したのは今月１６日以来で、ことしに入って７日になります。
政府は、総理大臣官邸の危機管理センターに設置している「情報連絡室」を「官邸対策室」に切り替えて、情報収集と警戒に当たっています。