「寂しいから好きじゃない人と付き合う」
「好きになれるかもしれないと思って好きじゃない人と付き合う」
こんな経験をしている人は案外多い。
恋人のいない人は、アリかなと思う人からのアプローチに対して、ふる理由がない場合、前向きに付き合うことを考えたくなる時があるだろう。
嫌いじゃないから付き合ってみることを考える。
では、好きじゃない人と付き合うメリットとデメリットとはどんなことがあるだろうか。
告白されて悩んだり、アプローチされて悩んだ時は参考にしてみよう。
好きじゃない人と付き合うメリット
好きじゃない人と付き合うメリットから考えてみよう。
検討の段階でナシだと思う人は対象にはならないと思うので、ある程度あなたが「イイかな」と思える人をイメージしていると考えて挙げていきたい。
タイミングのズレを解消できる
好きじゃない人と付き合うかどうか悩んだ時は、アプローチを受けていたり、告白されたりと言った形で、相手はあなたのことが好きになった状態であることが多い。
知り合ってからの期間が長い場合はここに当てはまらないと思うけど、もしまだお互いの理解が進んでいない状況でこの問題と直面したなら、好きになるまでの時間の違いからタイミングのズレが起きている可能性がある。
今はまだ好きじゃないけど、付き合っている内に好きになることもあるから、タイミングがズレていただけなら、好きじゃない人と付き合うメリットは大きい。
これから好きになるかもしれないなら、それをそのまま説明してもう少しお友達期間を置いてもいいと思うが、相手としては一度振られることに似ており、「好きになろうとしなくていい」とか「無理に考えないで」といった形のリアクションも懸念されるから、好きじゃない状態でも付き合うメリットと考えられる。
「これから好きになるかもしれない」との返答はなかなか相手に伝えにくいので、前向きに考えることができる人を結果的に振るのも勇気がいるから、取り敢えず付き合ってみて自分の気持ちの変化に期待することも選択肢の一つといったところだろうか。
イベントのボッチ脱出
クリスマスや誕生日など、イベントの時に彼氏や彼女がいないと周りのカップルがやけに羨ましく思える時もあると思うし、何だか自分がイケてない人のようにも感じることもあると思うけど、好きじゃない人とでも付き合うことでボッチは回避できる。
文字にしてしまうとかなり寂しい考え方のようだけど、実際は周りの人で少なくなったため、メリットとして挙げておこう。
現実的には利理由の一つになっている。
アプローチを受けていたなら、振ってしまうことでそれがなくなって寂しさを感じる場合もあり、イベントが近い場合は振り難いと感じる人がいる。
イベントがボッチで寂しいと感じることに合わさって、自分を想ってくれる人をも失う寂しさを感じるのを回避したいと思うことは、自然な発想かもしれない。
精神的な余裕
大好きな人と付き合うことになれば、どうしてもその分の不安を抱える人がいる。
好きだからこそ期待してしまうことがあるし、許せないことがあるから無理に束縛してしまうことも。
そうなれば、軌道に乗るまでお互いがしんどい思いをする場合もあるだろう。
好きな人と付き合っていると不安になる人は、好きじゃない人と付き合うことで精神的なゆとりのある恋愛ができる場合があり、追う恋愛ばかりで疲れた人は追われる恋愛に魅かれる。
大好きになってしまうと辛いと言う人が、想ってくれるからこそ好きじゃない人と付き合うことがある。
辛い恋愛が多い人は、精神的な余裕が持てることがメリットの一つになる。
想われる幸せ
一つ上の見出しと繋がる部分だが、いつも自分の気持ちばかりが相手よりも強くなってしまうと感じる人は、思われる幸せが大きなメリットに感じることも。
頑張ってくれる相手の想いが心地よい恋愛となる場合もあるだろう。
想われることに価値観が高いなら、好きになる日もそう遠くないかもしれない。
寂しさの解消
現実的にはこれが一番多い理由となるだろうか。
恋人ができれば、会っている時間以外のコミュニケーションも多くなり、一人の時間が減って寂しさはある程度埋めてくれる。
これから挙げるデメリットも勘案した上で好きじゃない人と付き合うかは決めるべきだけど、寂しさを感じている人は、アプローチを受けた時、印象の良い人なら好きじゃなくても付き合ってしまうことは多い。
好きじゃない人と付き合うデメリット
好きじゃない人と付き合うならメリットばかりではないから気を付けよう。
デメリットもよく確認して決断をするべきだ。
罪悪感と使命感
好きじゃない人と付き合う理由にもよると思うけど、後ろ向きな理由が多いほど相手の気持ちに申し訳ない気持ちになって罪悪感を覚えることがある。
特に何も説明をしない場合は、付き合うことをOKした時点で相手は自分のことを好きだと思うと思うので、気持ちを利用しているような感覚になれば罪悪は強くなるだろう。
適当に付き合うような人ならそうでもないかもしれないが、イイ人だと思えば思う程罪悪感が強くなり、せっかく好きになれそうな相手でも「好きにならなくちゃ」と思ってしまっては気持ちに反動が出る恐れも出てくる。
相手がスピィーディーに恋人関係を深めようとした場合などは、特に大きな問題となり易い。
恋人持ちになって他の人との恋愛には悪影響
好きじゃない人と付き合う時は、それでも立派な恋人持ちの状態になるため、他の人とは恋愛がしにくくなる。
つまり、フリーでいたら好きになっていたかもしれない人との関係には大きな悪影響がでるので、理想の恋愛を考えた場合はデメリットになる。
本当はもっと良い相手がいたはずなのに機会損失する可能性は出てくるので、その相手で本当にいいのかは考えないと、後悔ばかりになってしまうことも。
好きになれなければ時間の無駄
好きじゃない人と付き合うことで寂しさを紛らわすことができる一方で、想定以上に時間が取られることも少なくないから時間の無駄を感じることも。
特に世間で言うところの「婚期」を気にしている女性は、自分が理想とする結婚が遠ざかる面もあるだろう。
好きじゃない人と付き合えば、ちょっとしたことでも別れる可能性が高くなってしまうので、その恋愛が時間の無駄となってしまわないかは考えた方が良い。
特にコミュニティー内の恋愛なら、別れた後の関係もある程度続くだろうし、周りの見方などもあるため、気軽にOKしてしまうと後悔の元になる。
次の恋にも悪影響が
好きじゃない人と付き合うことになったとしても、やはりお付き合いをする以上は傷つけることもあれば傷付くこともある。
想いが弱いだけあって精神的な余裕はあると思うけど、接する時間が多いのだから、色々ある中で綺麗なお付き合いだけができるわけではないだろう。
別れた人をすぐに忘れるタイプの人は良いが、なんだかんだと色々なことで引きずるタイプの人は、好きじゃない人と付き合うことで傷付いて、次の恋までも悪影響があって幸せが遠ざかることになることも。
ずるずると付き合ってしまった時などは、このデメリットが大きくなる。
まとめ
今回は好きじゃない人と付き合うメリットとデメリットを紹介した。
後ろ向きな理由で付き合うことを決めれば、どうしても後悔することも出てくると思うが、前向きな理由であれば選択肢の一つとして考えてみると良い。
タイミングが合えば一番いいのだが、相手の問題は自分で如何ともし難い部分がある。
好きじゃない人とは付き合えないと思う人は、不安定であやふやな気持ちを相手に伝えるのは難しいけど、率直な気持ちを伝えるようにしたら後悔は減ると思う。
相手のモヤモヤはすごいことになるけど、タイミングの問題だけですれ違うのは持ったないから自分の言葉で気持ちを語ることは大切だ。
それぞれで拘りもある部分だと思うので、自分の納得のいく答えを出そう。
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