「本当の敵は違う」と言って逃れようとする人間が多い。
これは大昔からの傾向なのかは分からないが、終戦あたりには確実にあっただろう。
これは、すでに恵まれている人間のための福祉を有利にさせる話である。
このような人間は、少子化対策と女性の社会進出という錦の御旗を掲げ無敵な状態であるのは確かだろう。
テレビ局、新聞社の人間も都内住みで大卒で高収入な同じような属性の勝ち組だから、同情され取り上げられる。
ただ、唯一の弱点というものがある。
それは自分たちよりも恵まれていない人間が明らかにいる中で、己を優遇しろと叫ぶ正当性が無いことだろう。
現代において、経済格差や容姿格差により出産以前に結婚も出来無い人間がいる。
勝ち組は、己が恵まれ無い人間から取り上げた税金を我田引水するというのを正当化するために「本当の敵」というものを作り出す。
そして、「本当の敵」というのが実は自分自身だとは気づかないか、分かっているが顧みない。
容姿や経済的な面で人を出し抜いて、既得権益にしがみついて、「保育所」で騒いで、マトモな容姿ゆえに同情される貴方自身も格差を生み出していることに自覚がない。
まだ、「本当の敵は違う」という人間はマシなのかもしれない。
先進国とかいう概念も寿命があるってことだろうね 底辺のお前らにも恩恵があるんだから文句言わずに上級国民に従えっていう主張の限界が いずれ来るってことだろう