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インドネシア 中国受注の高速鉄道 一部で建設認可
3月19日 5時09分

インドネシア 中国受注の高速鉄道 一部で建設認可
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日本との激しい競争の末、中国が受注したインドネシアの高速鉄道は必要な手続きが不足しているとして着工が遅れていましたが、一部の区間について監督官庁から認可が下り、近く建設が始まる見通しとなりました。
インドネシアの高速鉄道は首都ジャカルタと、東におよそ140キロ離れたバンドンを結ぶもので去年、日本との激しい競争の末、中国が受注しました。
ことし1月にはインドネシアのジョコ大統領や中国政府の高官が出席して大々的に起工式が行われましたが、資料の一部が中国語だったことや、地震への対策が十分でないことなど、必要な手続きが不足しているとしてインドネシアの運輸省が建設開始を認めず、着工が遅れていました。
これについて、運輸省は18日、140キロの区間のうち、活断層がないことから地震への対策が求められていない5キロの区間について、手続きが完了したとして建設を認め、近く工事が始まる見通しとなりました。
インドネシアと中国の合弁企業は3年後の完成を目指して工事を急ぐ方針ですが、残りの区間の認可を得るには時間がかかるとみられるほか、用地の取得に向けた交渉も進んでおらず、今後も建設は難航するとみられています。

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