蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【プロ野球】亀井&長野 HRそろい踏み2016年3月21日 紙面から ◇オープン戦 西武7−3巨人巨人の長野がオープン戦1号2ランを放つなど長打2本と調子を上げてきた。先発陣はポレダが4イニングを1失点、高木勇は3イニングを2失点だった。西武はメヒア、炭谷、山川の3本塁打など先発全員の14安打。打線が破壊力を示した。 ◇ 巨人の外野手争いに亀井が意地の本塁打を放った。7回に代打で右中間席上段に特大の一発を放った。「いつも1打席しかないと思って打席に集中して入ってる。いい準備ができています」と納得の表情だった。 外野手争いは激戦だ。立岡が当確、今年は大田も存在を示している。新人の重信(早大)が当確間近といったところで、亀井、長野のベテラン勢がその座を奪い合う形。「重信か、亀井か。でも代打も考えないといけない。打席で調子が悪いのが出てきたときに支えてくれる存在がなあ…」村田ヘッドコーチは悩ましげに首をひねりながら、亀井の存在を頼もしく思っている。 下半身に張りを訴えて13日から別メニューで調整していた長野だって負けていない。4回無死一塁で右翼席に待望のオープン戦初アーチ。「ぼちぼちです」と多くは語らなかったが、高橋監督が就任当時からチームの軸として期待されているだけに、巻き返したい気持ちは人一倍強い。 ここ一番で見せた亀井の一振りに、キーマン・長野の復調。ポジション争いがさらに高いレベルで激化していくことに、指揮官は満足げな表情を浮かべていた。(園田佳子) PR情報 |