先日、同じブログのオンラインサロンに入っている、水元さん(「みずもん」)という方から、「AI TIMEにマジであいたいむ」という企画の依頼が、なぜか東大生ブロガー、りょーすけくん(「りょーすけネット」)経由で来た。
最近モテるので、こういった誘いも少なくない。
よくわからないオファーだったが、とりあえず承諾してみた。
りょーすけくんには、一度面識がある。
ブログを読んで、面白そうだったので、すぐにわたしから会う約束を取り付けた。
そしたら、わたしのことを無駄に褒めた記事を書いてくれたので、わたしは気を良くして、その後もたまに連絡を取る仲である。
というわけで、某日、初対面の水元さんと、久しぶりに冴えない東大生のりょーすけくんに会ってきた。
待ち合わせ場所は、「ざうお」という居酒屋さん。
入ってびっくり。
そこには、大きな船の形をした座席とそれを囲むように釣り堀がある。
ざうおでは普通にメニューから、料理を注文することもできるが、自分で魚を釣ると値段が安くなるという面白いシステムがある。
「AI TIMEにマジであいたいむ」。
今回の企画は、ざうおで、自分で魚を釣らなければ、ごはんを食べられないというストイックなチャレンジだ。
「会って下さい」というオファーにも関わらず、誘われたわたしも自分で魚を釣らなければ何も食べることが出来ないという。世知辛い。
まずは、決戦前に写真撮影。
ここで、りょーすけくんのファッションに注目してほしい。
なんともだらっとしたトップスを着ている。そして地味だ。
こんなんで魚にモテるとでも思っているのだろうか。
まるでやる気が感じられない。
わたしなんて、レースのインナーで華やかさを演出し、ピンクのカーディガンで春らしさまで意識した。
すべては魚を「釣る」ためである。
そうこれは、モテをかけた東大生と青学生の戦いなのだ。
魚だって、地味な東大生と華やかな青学生だったら、後者を選ぶに違いない。この勝負、もらった。
そんなことを考えつつも、じっと着席していても、料理が来ることはない。
釣らなければ!
ということで、早速釣り堀へ移動した。
エサを買って、釣るタイプの魚もいたが、エサをつけずにひっかけて釣れる魚もいるらしい。
なんて、いい子なんだ。エサを与えなくてもひっかかってくれるなんて。
よし、狙いはピュアな子たちが集まるこのゾーンに決定だ。
開始3分のわたし
「え〜!これ、ほんとに釣れるかな〜!?」
「ひっかけて釣るってなんか可哀想だよね」
開始10分のわたし
「釣れた!!」
開始15分のわたし
「え、余裕じゃない?みんなの分も釣るわ」
というわけで、あっと言う間に鯵(アジ)1匹と海老3匹を釣った。
やっぱり、魚にもモテた。
圧勝だった。
少しして、水元さんも釣れたので、一向に釣れないりょーすけくんをおいて、席に戻り、文字通り高みの見物をすることにした。
全然釣れない。
東大生なのに全然釣れない。
魚に学歴は通用しないようだ。
りょーすけくんが魚に翻弄されている間に、わたしが釣った魚がお刺身になって登場した。
かなり豪華な見た目である。そして、美味しい。
魚にモテて良かった。
お料理を楽しんでいると、ようやくりょーすけくんも魚を釣ったようだ。
ほとんどすくっている状態に近い。
かわいそうなので、下に降りて、りょーすけくんをお祝いしてあげた。
結構嬉しそうだった。
わたしが釣った海老の天ぷらと水元さんが釣ったヒラメがお刺身になって運ばれてきた。
テーブルが一気に賑やかになった。
やっと席に着いたりょーすけくん。彼が釣った鯛(タイ)もやってきた。
塩焼きとお寿司で食べた。
冴えない東大生は苦心の末、いい魚を釣っていた。
簡単に釣れる魚を何匹も釣るのではなく、粘り強くいい魚を時間をかけて釣るという姿勢は、今回りょーすけくんから得た学びだ。
そんな向上心を持ったわたしは、伊勢海老を釣りたいと考えた。
次なる獲物の伊勢海老をじっと見つめていたら、水元さんに「伊勢海老は釣らないように」と言われた。
12,000円〜。
わたしの向上心以上に、伊勢海老のお値段が高かった。
お会計は、水元さんがさらっとお支払いしてくれた。イケメンだ。
わたしは、もちろんお財布を出して、「おいくらですか?」と聞いた。
対するりょーすけくんは、水元さんが「ここはわたしが。」と言ったやいなや、「ありがとうございます〜!」と言っていた。
おごってもらうのが当たり前だと思っているようだ。だからモテないのだ。
お別れしたあとに、わたしは写真とお礼をすぐに水元さんにLINEした。
対するりょーすけくんは、数テンポ遅れて素っ気ないお礼を水元さんに言っていた。
おごってもらう際のお礼は無駄に早く、別れた後のお礼は無駄に遅かった。
まだまだである。
次の勝負もわたしに勝機がありそうだ。
「AI TIMEにマジであいたいむ」面白い企画だった。
ちなみに「最近モテるので、こういった誘いも少なくない。」と最初に言ったが、あとから水元さんに聞いたら、「ただのシャレ」と言われた。
ツンデレだ。
楽しかったので、「AI TIMEにマジであいたいむ」第2段のお誘いも受け付けようと思う。
冴えない東大生はオプション50円なので、セットで注文するのもおすすめだ。
この50円レンタルを初めてから、りょーすけくんはかなり面白く、話もうまくなったように思う。
記事の冒頭からモテないモテないとディスっているが、初めて会った時よりも、男性としての成長を感じずにはいられない。
ブログを始める前は、魚に2時間は無視されていただろう。
りょーすけくんを単品で注文するのも面白いかもしれない。
わたしへの連絡は、BASEまたは、Twitterよりお願いします。
写真シュール過ぎわろたww 初ざうお楽しかったよん♪ pic.twitter.com/Z9Q6bh69oa
— あい (@aitabata22) 2016年3月19日
お誘い、楽しみにしております♪
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