「スタッフと古舘さんの気迫が画面いっぱいに広がる。:きむらゆい 氏」
憲法・軍備・安全保障
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報ステ 独ワイマール憲法の教訓 なぜ独裁が生まれたのか
1919年にワイマール憲法が制定。
ナチスは合法的に政権を取得していった。
独裁=決断できる政治とされていた。
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ヘルマン・ゲーリング 自分たちが外国から攻撃されていると説明するだけでいい。
平和主義者に対しては愛国心がなく国家を危険にさらす人々だと批判すればいいだけのことだ。



ワイマール憲法第48条 「国家緊急権」 大統領は公共の安全と秩序の維持回復のため必要な措置を取ることができる。
1933年ヒトラーが大統領就任すると直ぐに第1回目の国家緊急権発動 2月28日に第2回目の国家緊急権発動 人々は逮捕され、二度と戻らなかった。
誰もナチスのことを話題にできなくなった。
憲法の条文によって独裁者に変わることがあるんです。
と語る祖父が処刑された女性。
国家緊急権工事を後押ししたのは保守陣営と財界。
緊急権が民主主義と議会の終焉につながった。
この憲法でまさか独裁者が生まれるとは思わなかった。
でも独裁者は誕生し、想像を超える世界でした。
1933年3月23日 全権委任法成立 国会の審議を経ず政府が憲法改正まで含めて全ての法律を制定できる。
私やナチを疑うのは頭がおかしい者かホラ吹きくらいの者だ。
ブーベンヴァルト強制収容所 を解放した連合軍はワイマールの市民にその収容所を見せた。
市民は顔を背け、知らなかったんだと言った。
しかし、収容者は「いや、あなたたちは知っていた」 自民党の憲法草案にある 緊急事態の宣言の効果 内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することがてきるなど。
ワイマール憲法に詳しいミハエル・ドライアー教授 自民党草案はワイマール憲法48条を思い起こさせます。
内閣の一人の人間に利用される危険性がありとても問題です。
一見読むと無害に見えますし他国と同じような緊急事態条項に見えますが


特に議会や憲法裁判所のチェックが不十分に思えます。
このような権力の集中には通常の法律よりも多くのチェックが必要です。
なぜ一人の人間首相に権限を集中しなければならないのか。
首相が立法や首長への支持など直接介入することができ さらに首相自身が一定の財政支出までできる。
民主主義の基本は「法の支配」であって「人の支配」ではない。
民主主義の創設者たちは人に懐疑的です。
常に権力の悪用に不安を抱いているのです。
権力者はいつの時代もさらなる権力を求める 日本はあのような災害東日本大震災にも対処しており、なぜ今この緊急事態条項を入れる必要があるのでしょうか。
長谷部さん 他国に比べると要件が甘い。
法律的にも丸投げ。
首相の主観的要件で政令を出せる。
法で決まっていることを政令で変えられる。
令状なしに拘束される。
日本の裁判所は当地行為論で政治的な判断をせず裁判所にも期待できない。
報ステ 昨日から押し出された特集 「独ワイマール憲法の教訓 緊急事態条項に警鐘 スタッフと古舘さんの気迫が画面いっぱいに広がる。
ワイマール現地に取材し、ドイツの人々が日本への心配を口にする姿も映しだす。
ミハエル教授の言葉がしみる


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