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燃料電池車 2030年までに80万台程度に
3月21日 7時42分

次世代のエコカーと期待される燃料電池車について、経済産業省は2030年までに国内で80万台程度に増やす目標を設け、今後、インフラの整備を促し普及を後押ししていくことになりました。
燃料電池車は、車に充填(じゅうてん)した水素を空気中の酸素と反応させて発生した電気で走り、走行時に二酸化炭素などの排気ガスを出さない次世代のエコカーとされ、国内ではトヨタ自動車とホンダが市販を始めています。
こうした動きを受けて、経済産業省は、現在500台程度の国内の燃料電池車を2030年までに80万台程度に増やし、700万円以上の価格も2025年ごろに一般的な乗用車並みの200万円台に引き下げることを目指すとしています。また、価格とともに普及の鍵とされる水素を充填する水素ステーションについても、今後10年間で今の4倍の320か所程度に増やすとしています。
経済産業省では、今後、ステーションの運営や設置に関わる規制の緩和を検討するということで、インフラ整備の面から燃料電池車の普及を後押ししていくことにしています。

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