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与野党6党 国境近くの離島守る法案 成立目指す
3月21日 5時31分

自民党や民主党など与野党6党は、国境に近い、人が暮らす離島を無人島にしないことが日本の領海などの保全につながるとして、こうした島々を守るための法案を衆議院に共同で提出し、今の国会での成立を目指すことにしています。
自民党、民主党、公明党、維新の党、おおさか維新の会、改革結集の会の与野党6党は、沖縄県の尖閣諸島の周辺海域で中国の公船による領海侵入が相次いでいる現状を踏まえ、海洋進出を強める中国の動きを念頭に、離島を守るための法案を衆議院に共同で提出しました。
法案では、国境に近い、人が暮らす離島のうち、北海道の礼文島や長崎県の対馬など71の島については、日本の領海や排他的経済水域などを保全する拠点とするため、特に地域社会を維持して無人島にしないことが必要だとして、「特定国境離島」に指定するとしています。そして、「特定国境離島」に対して、外国人の不法入国を防ぐ体制を強化したり、島を結ぶ船や航空便の運賃を低く抑えたりする措置を講じるなどとしていて、6党はこうした法案を今の国会で成立させたいとしています。

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