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■志位和夫・共産党委員長

 参議院選挙が3カ月後に迫ってまいりました。日本の命運がかかった大事な選挙です。安倍首相は先日の自民党大会で、「この選挙は『自公対民共』の対決だ。決して負けられない」と危機感をむき出しにしました。ただ、この安倍さんの発言を訂正しておきたいと思うんですよ。戦いの構図は「自公」対「民共」ではなくて、「自公とその補完勢力」対「5野党プラス市民、国民」ではないでしょうか。

 五つの野党の党首が集まり、党首会談を行いました。「野党は共闘」の市民の声に応えた画期的な合意であると考えるものであります。私たちは参院選の全国32の1人区すべてで野党共闘の態勢をしっかりつくり、32すべてで自民党を打ち負かしたいと決意しております。前哨戦ともなります4月24日投票の衆院北海道5区の補欠選挙。ここは野党5党で気持ちのいい、筋の通った選挙協力の態勢ができました。

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