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G7各国の若者が核兵器廃絶目指し「広島宣言」3月20日 20時27分
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来月開かれるG7=主要7か国の外相会合を前に、G7各国の高校生などが参加して広島市で開かれていた「青少年外相会合」は、20日、被爆者の証言を世界で共有するなど、核兵器についての教育を推進することなどを求める「広島宣言」を発表しました。
この催しは、来月10日から広島市でG7=主要7か国の外相会合が開かれるのを前に、広島県や広島市などでつくる推進協議会が開きました。
日本やアメリカ、イギリスなどG7各国の10代の若者24人が20日までの2日間、「平和な世界の実現に向け、私たちができること」をテーマに議論し、その成果をまとめた「広島宣言」を20日午後発表しました。
この中では、国際的に合意した期限までにすべての核兵器をなくすことを目指して、G7各国が軍縮の取り組みを加速させることや、被爆者の証言を世界で共有するなど核兵器についての教育を推進することなどを求めています。そのうえで自分たち若者も、対話を続けることで核廃絶や平和への関心を高めるよう取り組むなどとしています。
参加したイギリスの17歳の男子学生は「みんなの意見を盛り込むことができてとてもすばらしい宣言ができた。核軍縮のさらなる進展に向けて現実に決断がなされることを望みます」と話していました。
20日発表された「広島宣言」は、22日、岸田外務大臣に手渡されるということです。
日本やアメリカ、イギリスなどG7各国の10代の若者24人が20日までの2日間、「平和な世界の実現に向け、私たちができること」をテーマに議論し、その成果をまとめた「広島宣言」を20日午後発表しました。
この中では、国際的に合意した期限までにすべての核兵器をなくすことを目指して、G7各国が軍縮の取り組みを加速させることや、被爆者の証言を世界で共有するなど核兵器についての教育を推進することなどを求めています。そのうえで自分たち若者も、対話を続けることで核廃絶や平和への関心を高めるよう取り組むなどとしています。
参加したイギリスの17歳の男子学生は「みんなの意見を盛り込むことができてとてもすばらしい宣言ができた。核軍縮のさらなる進展に向けて現実に決断がなされることを望みます」と話していました。
20日発表された「広島宣言」は、22日、岸田外務大臣に手渡されるということです。