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ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
3月20日 20時58分

ペルー大統領選 ケイコ氏陣営の買収疑惑を審査
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来月行われるペルーの大統領選挙に立候補しているフジモリ元大統領の長女ケイコ・フジモリ氏の陣営に有権者を買収した疑惑が持ち上がり、選挙管理当局は立候補を取り消すべきか審査を始めました。
来月10日に行われるペルーの大統領選挙には、1990年から10年にわたって大統領を務めたアルベルト・フジモリ氏の長女、ケイコ・フジモリ氏など合わせて17人が立候補しています。
ケイコ・フジモリ氏は今月14日に発表された世論調査の結果で、支持率が32%と候補者の間で最も高く、2位のペドロ・クチンスキー元首相に18ポイントの差をつけて大きくリードしています。
ところが、ペルーの選挙管理当局は、ケイコ・フジモリ氏の陣営が先月開いた集会で投票を依頼するために有権者に現金を手渡し買収した疑いがあるとして、ケイコ・フジモリ氏の立候補を取り消すべきか審査を始めたことを18日、明らかにしました。
この疑惑に対し、今月21日に反論する機会が与えられているということで、ケイコ・フジモリ氏は「私は現金など誰にも渡していない」とコメントしていると地元メディアは伝えています。
ケイコ・フジモリ氏は5年前の前回の大統領選挙では次点で落選し、今回の選挙では優位に戦いを進めていて、ペルーの選挙管理当局の審査の行方が注目されます。

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